一か月近く前、私は「映画がなければ生きていけない」という本3冊を新聞の広告を見たのがきっかけで買ってしまい、総ページ数合計1800に近い本を見て、はたして読めるかと不安になっていました。
それでも意地のように読み進めて何とか2冊目の最初あたりまでは読み進みました。
話は飛躍しますが、私は20代のころ西部劇が大嫌いでした。人や馬がバタバタ死ぬような場面が我慢ならなかったのでした。経済的事情もあって映画館にも疎遠でした。
50代になってビデオが普及しだしてから若いころより映画を見るようになり、時には西部劇も見たりしました。それで「シェーン」を見る機会があり、こういう西部劇もあったかと考えが変わってきました。
その「シェーン」について、この本の著者十河進は以下のように書いています。
「歳は取ってみるものである。昔ヒーロー西部劇としか見えなかった映画が大人の恋愛映画に見えてくる。開拓農民を演じたバン・ヘフリンも木石漢ではない。妻がシェーンにひかれているのを知っている。知ったうえで許し、妻に対する信頼は揺るがない。シェーンに対する敬意も払う。「シェーン」が長い年月に耐える普遍性を持ったのはその三人の関係をきちんと描いているからだ。」
こういう文章を読むと自分が感じたことが的確に過不足 なく書かれていてうれしくなります。
時間はかかるけれど結局この本は最後まで読むことになるかな・・・と思っています。