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mimiの独り言

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Wikiから一部引用しますと、
老境を迎えた大物の俳優兼映画監督の向井武平は、癌に侵された作曲家を自ら演じ、同じ病で妻に先立たれるという映画のメガホンをとるが、体の異変に気づき、病院で調べた結果手遅れの胃癌が見つかる・・・。

映画の前半でこの主人公の癌を本人に知らせるか否かで周囲が悩む場面があります。この映画は1993年の作品、聞くところによると、今は最初から病名を本人にはっきり告げるとか、当時はそうではなかったのでしょう

今から20年ぐらい前、友人の兄にあたる人が癌になった時、家族は必至でそれを隠したと聞いたことがありました。周囲は皆真実を知っていて、本人だけが知らずにいる、そういう病人に私はひそかに同情したのでしたが。

後で友人が本人も感づいていたけれど、口に出さなかったのだろうというのを聞き、人生の最後がそれでいいのかなと思ったことがありました。

映画では結局主人公が癌であることを知り、絶望から自殺を計ったりもするのですが、積極的な治療はやめ退院、撮りかけていた映画を完成させて死んでゆくという結末です。

その結末は最近読んだ「穏やかな死に医療はいらない」とか「平穏死十の条件」などに書かれていた内容と同じ、映画は人生の最後はこのようにありたいと20年前に主張したということなのだと思いました。

映画の最後、般若心経がオーケストラの伴奏つきで唱えられるというか、歌われるというか、そんな場面がありました。この映画のために作曲されたのかと思いましたが、黛敏郎の作品だとわかりました。仏教に詳しくなく音楽のセンスも平凡な私にはあまり感じるものがありませんでした。他の曲を使ってもらった方がよかったような・・・。

見終って、今自分が癌だとわかったらどうするかなと考えました。今や80歳目前、「ああそうか」ぐらいの感想?できるだけ苦しまないようにしてもらい、可能なら自宅で最後まで療養したい、そんなことを思いました