メンタルブロックって?
メンタルブロックと聞いても、ご存知ない方が殆どだと思います。
人間には私たちの意識の領域にある顕在意識と、意識出来ない領域で私たちを守り続けている潜在意識が存在します。
メンタルブロックとは、その潜在意識が顕在意識の邪魔をし続けることで起こります。
簡単に言うならば、引きこもりの人間が引きこもりから社会復帰できない理由も、このメンタルブロックが原因であると考えています。
以下具体的にメンタルブロックについて説明していきます。
ホメオスタシスの原理を知る
人間にはホメオスタシスである恒常性維持機能というものが存在しています。
この恒常性維持機能とは主に潜在意識の領域で行われる生命維持機能の1つです。
ホメオスタシスのもっとも簡単な例としては、貴方が呼吸をします。
でもその呼吸は貴方が意識をして行っているものではありません。
無意識のうちに呼吸をして生命を維持し続けているのです。
逆に言えば、呼吸を意識的に止めたくても止めることは出来ません。
苦しさのあまり必ず息を再開します。
もう少し分かりやすい例を。
貴方が浮気をしているとします。
パートナーに浮気がバレ、もう二度と浮気はしないと誓ったとしても、貴方の潜在意識はそれを許しません。
潜在意識にとって浮気をしている貴方が恒常的であり、複数の相手とSEXのない貴方など潜在意識としては受け入れられないからです。
このように顕在意識としては浮気は悪いことだから止めなければいけないと思っても、潜在意識としては受け入れられません。
一人の異性(同性)との関係が終わっても、すぐに次の相手を無意識のうちに探し出し、浮気をやめるのは人生の大きなイベントがない限り続くことになります。
この無意識のうちに浮気相手を探す機能がまさに潜在意識の領域で行われています。
潜在意識は貴方の顕在意識とは別に常に別の相手を探し、その相手と親しくなる理由作り続けています。
同様に都合の良い相手を探し出し、お互いの距離がどんどん近づきます。
結果として貴方は常に浮気を続け、終わりのない泥沼に嵌っていくことになります。
これがホメオシタスである潜在意識がもたらす恒常性維持機能の原理です。
意識には3%の顕在意識と97%の潜在意識が存在していると考えられています。
よく海に浮かぶ氷山を用いて顕在意識と潜在意識を表現しますが、海から出ている部分が少しなのに対して、圧倒的に海に隠れている部分が多いことからも、このような比喩が使われます。
私たちが意識できる顕在意識は意識全体のおよそ3%、もちろんこの3%という数字自体にどれだけの信憑性があるのかの議論はあると思いますが、その部分は一旦横に置きます。
逆に意識出来ない領域である潜在意識は97%を占め、圧倒的に無意識のうちに自分自身が形成されることが多いのがこれら意識の問題です。
事実として、潜在意識が自分自身の行動を支配し、何も出来ない状態に自分自身を追い込むという状況を、筆者である私自身が経験しています。
問題は貴方がこれまでと大きく環境を変えようとした時に起こるのが、潜在意識による現状維持活動の強化であり、それがメンタルブロックというものです。
つまり自分の環境が変更されることを潜在意識は許さないのです。
簡単に言えば、必要に迫られ貴方が環境を変えようとしても潜在意識は「このままでいようよ」と強く抵抗してきます。
その潜在意識が起こす行動は非常に緻密で、私たちが対処できないような理由を突き付けてきます。
結果として顕在意識で行動している私たちが取れる手段がなくなります。
潜在意識に支配された状態ではその何もできない状態が貴方に生命に危機が及ばない限り永遠と続くことになります。
例えばですが貴方が新しい商売なり仕事なりを始めようとしたとします。
その事業がこれまでの貴方の生活の延長線上にある場合にはさして支障が出ることはないと思います。
ところが、これまで専業主婦であったり、引きこもりの時間が長かったり、私のように長い間自宅で研究をしていたとなると話が変わってきます。
なぜなら恒常性維持機能に確立された上に生活をしていたからです。
すると無意識のうちに貴方の潜在意識は元に戻そうとしてきます。
その方法が貴方に新しいことをさせない環境を作り出してきます。
よく潜在意識を良い方向に利用されようとしている方々が、なかなか潜在意識の書き換えが出来ずに困っているような記述を見かけますが、まさにこのネガティブ版がメンタルブロックの状態です。
しかしながらこのメンタルブロックは貴方が抵抗すればするほど強い強制力で貴方に向かってきます。
当然ですが貴方自身を貴方の潜在意識が守ろうとしているため、殆どの場合対処は出来ません。
むしろ対処を施そうとすることで、より一層の強い恒常性維持機能が働くと考えて良いと思います。
