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場面緘黙症を知ってほしい*ぽんのブログ

幼い頃から場面緘黙症だった私が少しでも多くの人に場面緘黙症について知ってほしいと思って書いています。また、同じ症状の人達に私のブログを読んで共感してくれたり、勇気づけられてくれたりしたら嬉しいです。



期間が空いてしまいました

昔の記憶を思い出して書くのって
エネルギーがいりますよね…

という言い訳です笑い泣き




幼少期のエピソードなのですが、
1番昔の記憶に残っているのが幼稚園でした


幼稚園に入園したての時は
とにかく緊張して不安でいっぱいでした


そして漠然とした不安の中で
声を発することが出来ませんでした
リラックスすることも難しかったです



私は2年保育で年中組から入園したんです

なので私は新参者なんだ

という意識がありました笑い泣き


そういう気後れが何故かあり…

なかなか周りの子達に
声をかけられない状況が続きました



この頃から色々な事に気付いては
色々と考えていたような気がします…



でも一緒に遊んでくれる子もいました
嬉しかったですニコニコ

その子とは2人で園内で遊んでいました


私は話しかけられたら首を縦か横に振るだけ

でもその頃はお互いそれであまり問題なかったですね





そして自分で面白いと思っているエピソードなのですが…


年中組のある日

折り紙で鶴を折る時間がありました

私は前日熱で休んでいて

途中までの折り方を
教わっていなかったのですが、
自分では分かっていました

しかし周りの子達が教えてくれるので
聞いていました


そしてその時が来ましたw



私が三角に折り目を付けると、

違うよ、四角にするんだよ

と周りから言われたので、

なぜかむきになって


「三角でもできるもん!」


って言ったんです、私がw


多分初めて幼稚園で声を発した時だと思います
自分の記憶では…

周りの子達はびっくり、
先生も驚いたと思います


私はやらかしたと思いました
こんなことはもう絶対やらないと誓いました

でも少しスッキリしました
この頃から変なプライドがあったんですねw



今思えば私は長女なので
自分が正しいと思ったら
なかなか折れないからかなーと




そして、その事件?があってから
少しは話せるようになるかなと思ったのですが、それがなかなか出来ませんでした



そのまま年長組になって…

何か質問されても答えることができず

ただ「うん」と「わかんない」だけは
言う事ができたと思います

精一杯頑張ってそれだけできました


話しかけられると話そうと頑張るのですが

相手が自分の事を見ている

話すのを待っていると思うと

緊張してしまい不安と恐怖と恥ずかしさ

とかで動けなくなってしまうんですね


自分でもなんでそうなっちゃうんだろう?
と悩みました


母親も何でこの子は幼稚園ではこんなに
喋らなくなるんだろうと疑問だったと思います




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年中組の時に放った
「三角でもできるもん」は

それが正しいと思う意地と
それを伝えたいという思いが

不安や緊張を乗り越えたから言えたのだと思います




今でもある空間で
数人が自分の話している所を
聞かれたり見られたりすることは苦手です

誰かに聞かれてると思うと
雑談とかも気軽にできないですね


特に電車内とか…



でも伝えなきゃいけない事がある
伝えないと分かってもらえない事がある

という場合は不安や緊張を制して
伝えなければいけないですよね…


頑張れば今はそれができます


それはやっぱり経験を糧にして
自信を少しずつ積み重ねてきたから
じゃないかなと思っています

そしてその1番最初の経験が
あの年中組での出来事だったのかもしれないです



結構書くのに時間がかかってしまったので
また続きのエピソード書きますね



ここまで読んでいただきありがとうございますラブ