
久しく息子とじっくり会話をサシで交わす事も無かった。
先日
『ベイブレードが欲しいんだよ。ソウタもカズサもソウシもみんな沢山持ってるんだ』
語るその表情は少し淋しげ。
『ベイブレード?!』
それが何なのかさっぱり分からぬまま、オモチャ屋へ。
しばらくウロウロ探して発見!
『?!は?!お前こんなの欲しいの?!』
ベイブレードとは駒です。
色、形、あらゆる種類とカスタムが可能。
『自分仕様に仕上げ戦う』年齢問わず男なら誰しも闘争本能をくすぐられる要素だ。
売り場脇にはベイブレードを闘わせる台が設置してあり、フと目をやると息子と同じくらいから小学6年生くらいまでの男の子が行列を成しているじゃないか!
次の瞬間息子が居ない!
いつの間にか列に並び、嬉しそうに知らない小学生のお兄ちゃんへ
『これチチが買ってくれたんだよ!』と
流行りと軽んじるなかれ
男社会には最低限の知識と武装が無いとライバルと同じ土俵にさえ登れず、その他大勢の傍観者になる事を強いられるという面がある。
息子の目は闘う男の目をしていた。
傍観者では無く、一戦に立ち闘える喜び。
息子よ分かるぜ、その気持ち。
男は死ぬまでそうさ。
僕ら世代にも
ビックリマン、ゾイド、ミニ四駆、エアガン、ファミコン、ガンプラ…
あったよなぁ、夢中になってたよなぁ。
気が付けば既に息子は彼なりの男社会での闘いをスタートさせていたんだな。
男の先輩として何でも教えてやる。
力を貸してやる。
ただその前に自分自身で精一杯闘ってこい!