アリスの日記 -3ページ目

060Q

先日の叔父の法事も無事に終え、只今東京へと戻る途中。 
高速道路から薄いオレンジ色の夕暮れを見て、ぼんやりこれからのことを考える。

とりわけ、東京でしたいことがあるわけでもない。やるべきことも、特にない。
今の仕事が少し楽しいということ、そして長い間一緒にいるあの人の存在というぐらいは確かにあるものではあるけれど。 


今は親も元気で不自由なくいるけれど、近い将来どうなるかわからない。 
そうしたら私にも、親の介護という問題がやって来るだろう。 

母親が祖母を看ているように。 



長女でもある私は、やはり今後田舎へ戻ったほうが良いのかもしれない。 
なんだか最近はこの事ばかりが頭の中を占めている気がする。 



夕陽が色を帯びて薄いオレンジから、赤に近いオレンジ色へと変わって、どんどん下に降りて来た。 
夜はもうすぐ。 
新宿に着くまで一眠りしよう。


2009/06/07

叔父が亡くなってから一年が過ぎた。 

叔父が亡くなる数日前から、私はなんだか胸騒ぎをしたことを覚えている。入院先での、様態は大丈夫だろうかと。 
ある晩、仕事で帰って来て部屋でぼーっとしていた私の携帯が鳴った。父からの着信である。 

叔父が昼間に亡くなったとの知らせであった。 

私は、自分の胸騒ぎが的中したということへの驚きと、叔父が亡くなったという哀しみとで頭がふらふらとなったまま、それでも急いで帰省の準備をした。 
そして、翌朝新幹線に乗り込み、葬式に参加をした。 

叔父とは、生前それほどたいした会話をしたという覚えはない。
会話はあまりしなかったけれど、愛情深い人間であったということは感じ受けることが出来、私は好きだった。叔父を始めとし、ここの家族はぶっきらぼうな私にさえ愛情をくれるから、親戚付き合いを好まない私でも、ここの人たちを好きでいるんだと思う。