久々に帝国劇場に来てみた、愛ちゃんと里見さんウエンツさんの黒執事とかいうの以来かな。


おかしいなめいめいが見当たらない。
こんなのスマでもやってたね。
適度な傾斜と列毎に椅子がずらしてあってどこからみても見やすい素晴らしい会場
椅子のスペースはあんまり広くないので、共有スペースである肘置きを我が物顔で使うアホが隣にこなければなお良し。
さすが何度も再演されて常にロングラン公演だし安定した素晴らしい演技と歌を聞かせていただいた。
プロジェクションマッピングとか最新技術や本当のたいまつを使ったりローカルなものなど全て駆使して表現力を追及していて、
あーここをこういう風に表現するのかと感心と驚き、何度もみている人でも飽きさせない貪欲にもっと良いものをという感じが伝わってきた。
日本で初演から30周年記念作ということで
今までの良い場面と良い演出を向上させて濃縮した感じ。
ただ元々の物語が長すぎるので3時間であらすじ集めただけの状態でも入り切れてない
時間の関係で俺的には大事だと思う「市長就任」と「愛を育む」部分がカットされてた。
初めてみた人は「え?なんでさっき囚人だった人が市長?」とか「会ったばかりで二言目には恋愛成立している」という違和感がありそう
元々壮大な物語を3時間じゃむりなんだよな。
前提知識がなくて今回のだけみた人だと、エポニーヌとかなんの活躍もしないで特に目立たないまますぐ亡くなってる
愛してるをむりやり表現するためにコゼットはキスしまくり、なんで立ち話で数秒で恋人になってるんだ
本当に今回だけをみた人からするとあらすじの寄せ集めでどんどん物語が進んでいってついていけてないと思う。
名場面集みたいな舞台になっているので、いきなり場面が変わってバリケードでてきて戦闘になったりするからな
前提知識のある人は何で戦っているか誰と戦っているかとかわかるけど、ない人はちんぷんかんぷんだろう
本を開き、小説の挿絵だけパラパラ見ましたみたいな感じ、みんなが映像化して欲しい部分だけを寄りぬいて実演しましたという風になっちゃうのは
この長い物語を3時間でむりやり収めた結果だろうな。
前提知識があって頭の中で物語がシンクロしながら進行している人だと、次のこの場面どう表現するのかなとワクワクしながら見れるのだろうか
俺はあーここカットしてここまで話が進んでしまったかーという感じで、話を頭の中で整理しながら進んでいくだけで精一杯だった。
そいやめいめいはなんであの場面を真似しようと思ったんだろうな、あの部分は今回も手を付けられてなく
一言一句、演出まで全く同じだったので、俺の頭の中では全てめいめいの声で上書きされてしまった。
あと毎回話題になる警官の最後のシーンが、今回はうやむやっぽくされてた、現代からすると時代錯誤なのと元々から意味わからないという声が大きかったからか。
素晴らしい演技と歌を観劇できた
これは本当に思う。
技術力(キャストもスタッフも)も会場(音響や客席)も凄いし
確実な演技の中にも笑いも取り入れて客席を楽しませようとしてる
良いものをみたという満足感はかなりある。
あるんだけど
やっぱり何度みても最後に特に何も残らない、ああ無情ですねという感じ
レミゼがどうしてここまで絶賛されるのか相変わらずよくわからなかった、演者がスタンディスングオベーションを促すのも違和感、俺としては特に感動もしてないのに立たされた感じ。
ここはどういうこと?こういうことじゃない、ここはこの伏線なのかとか
今回この表現はどうなった演出は変わったか?とか、観劇後に話題になるところが沢山あるのはわかるけど
ストーリー自体がハッピーエンドでもなくバットでもなく、未来に希望を持てるわけでもなく、何かを訴えかけてくるものでもない、楽しかったーも悲しいもない心が揺り動かない何も残らない
本当に不思議だ、みんなこぞってみるNHK朝の連続TV小説を最後まで見ても何も残らないのと同じ感じ
結局ふーんとしか思わないんだけど何がそんなに凄くて再演&ロングランに繋がっているのだろうか。
それに他に楽しい感激するようなものは沢山あるのに、なんでめいめいはこれが好きなのだろうか、めいめい視点での感想と解説を教えて欲しい、俺にもっとレミゼを楽しませて欲しいと思った。



