mixiの中で、約1万4000人程度の参加者(2011年1月現在)がありながら、トピック書き込みが少ないとされているコミュニティがある。
それは、「あ、安部礼司」コミュニティ(http://mixi.jp/view_community.pl?id=834477 )である。
その原因として指摘されるのが、副管理人・好色一代男・雷蔵氏(以下・雷蔵氏)(http://mixi.jp/show_friend.pl?id=9188422 )の管理ルールの厳しさと方向性の不統一さである。
とはいえ、コミュニティ管理の経験がない人間が評論家ぶるのは容易く、実際に管理する立場には苦労も多いと考えられる。そこで2010年4月~11月まで調査を実施。実際に大規模コミュニティを管理している人に「あ、安部礼司」コミュニティを一定期間ご覧いただき、雷蔵氏の管理方法に問題点がないか聞いてみることにした。なお、調査にご協力頂いた方々の属性については最後に記載している。


調査の結果、問題点として以下の意見が寄せられた。


・コミュニティの紹介分に「初めての方はお知らせを必ず読んでください」としているところが問題。別の調査で、そういったお知らせは約8割の人が見ていないことが分かっている。
・重複トピを何でもかんでも雑談トピに誘導したがる。あからさまな重複は別としても、そもそもその内容が雑談であるかは投稿者が決めるのであって管理側が決めるのではない。
・また、他のトピに誘導する場合に「一定期間移動がない場合はこちらで移動します」と書かれるが、その期間が不明。ほんの数時間とされているように見受けられるが、そんな短時間での処理ははっきりいって非常識。週に1回しかログインしない人だっているわけで、常識的には7日~10日は待つのが普通。管理側の都合が丸見えである。
・会議室トピで、「条件がクリアされていればトピ立ては自由に立ててくださって結構です」との雷蔵氏の書き込みがあるが、実際にはそれらがクリアされているように見えていてもトピック立てが認められない場合が多く見受けられる。どういう場合がOKでどういう場合がNGか、1つの漏れもなく説明する義務が雷蔵氏にあるのではないか。
・そうした雷蔵氏の管理の影響で、「はじめまして」「今日も始まりました」など一部を除いて人数の割りに書き込みが少ない状態となっている。コミュニティ全体の書き込み数は雷蔵氏が副管理人に就任する前と後を比較すると大幅に減っているのが一目瞭然である。
・また、新たな話題が出にくく、あらゆる話題を雑談トピに誘導している割には、雑談トピへの書き込みは既に使い終わったトピックの分(1000件)と現在使われているトピックの約400件(2010年11月時点)しかなく、これは異常に少ない。
・「今日も始まりました…」トピックは検索性などを考慮すると他の番組コミュのように放送日別に分けたほうがいい。1万人以上もいればそう思う人がいると思われるが、そうした意見が出てこないあたり、雷蔵氏のコミュ管理によって発言がしにくい雰囲気が作られているといえる。そうしたコミュの閉塞感は番組の盛り上がりに水を差すことにもなりかねない。
・随所に「良いコミュニティにしましょう」との雷蔵氏の書き込みがあるが、どのように良くするのか具体性に欠ける。見る限り、「管理側にとって都合の“良いコミュに”」と受け止められる。そのあたり、参加者に伝わるように明確に記すべき。
・「管理方針に不満があるなら他の安部礼司コミュに行け」という参加者がいる。そうした発言がきっかけで衰退したコミュはごまんとある。問題なのは発言した本人ではなく、その発言を問題だと感じない管理側である。
・調査の中で、コミュニティの管理をめぐって、雷蔵氏と参加者が紛糾するケースがあることも判明。しかも、その事実を明らかにしていない。
・雷蔵氏がそうした態度のため、コミュの不満を番組や放送局、スポンサーである日産に訴えている人も出ている模様。


このように、雷蔵氏への批判が集中。だが、一方で雷蔵氏を擁護するこんな意見も。


・「あ、安部礼司」コミュニティは他の安部礼司コミュの中で最も規模が大きく、2位コミュに大差を付けてナンバーワンのコミュニティ。つまり独占状態にあり競合相手がいないからこうした管理になるのは仕方ない。
・正直なところ、雷蔵氏もこれだけの参加者を抱えたコミュの管理方法に未だに試行錯誤しているのではないか。


そしてこんな結論が導き出された。


・管理方針を改め、参加者からもっといろんな話題が出やすい雰囲気を作るように改革する。
・管理人の創-hajime-氏(
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=797069 )の権限で、雷蔵氏が副管理人として適切であるか、参加者にジャッジしてもらう企画を立ち上げるべきである。結果、適切でないと判定されれば副管理人交代を視野に入れるべき。
・それらの対応ができないなら雷蔵氏を副管理人から更迭するべき。その際は、普段は表に出てこない管理人・創-hajime-氏も監督責任として同時に更迭するべきである。
・上記にあるように、コミュの苦情を番組などに言っている人がいる以上、迷惑がかかっているので改革なしでは済まされない。一刻も早く改革するべき。
・もし、何も対策が取られず、雷蔵氏の管理も厳しいままであるなら、新たにコミュニティを作って参加者全員がそこへ大移動するか、または既にある第2位の安部礼司コミュにやはり大移動して、雷蔵氏を締め出したほうがいい。コミュニティ参加者の大移動はこれまでに数例あり、2万人規模で行われた実績もあるので、「あ、安部礼司」コミュの現在の規模なら容易。


このような結論は本来ならば雷蔵氏に直接伝えるのが望ましい。しかし、雷蔵氏と親交のある人(雷蔵氏のマイミクの1人)に話を聞くと、「雷蔵氏は頭は悪くないが、頑固で人の言う事をあまり聞かない。トラブルになるので直接伝えるのは止めたほうが良い」とのご意見を頂いた。それで、こうした形でWebに公開することとした。ブログタイトルは「雷蔵氏の追放を目指す」としているが、適切に対応がなされれれば追放の必要はないと考える。


最後に、調査したうちの1人が漏らした本音を。
「「あ、安部礼司」はその番組の持つパワーからしてコミュニティ参加者5万人も狙えるのに、管理のまずさで1万人台にとどまっているのはもったいない!!」



関連リンク

・「あ、安部礼司」コミュニティ http://mixi.jp/view_community.pl?id=834477

・副管理人・好色一代男・雷蔵氏 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=9188422
・管理人・創-hajime-氏 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=797069





【調査にご協力頂いた方々の属性】(全て2010年11月現在)
・人数 11人
   男性:7人
   女性:4人
   (性別はプロフィールページの記載に基づく)
・年齢
   20代:5人
   30代:6人
   (年齢はプロフィールページの記載に基づく)
・コミュニティ管理期間
   2年未満:2人
   2年以上4年未満:7人
   5年以上:2人
   (自己申告に基づく、なお運営期間とは異なる)
・管理コミュニティの参加人数
   10000人未満:1人
   10000人以上25000人未満:4人
   25000人以上50000人未満:5人
   50000人以上:1人
・11人いずれも「あ、安部礼司」コミュには参加していない(参加経験のある人はいる)




※なお、この記事は問題が解決され再発の恐れがないと完全に判断出来る状況になった時点で、ブログごと削除とします。