声楽アンサンブルSESTETTO VOCALEによるテーブル囲んでマドリガーレシリーズ特別企画です。
渋谷で18時半と21時半の二公演。遅くまでやってますのでこの機会に是非!



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絵を聴き音を見る!

テーブル囲んでマドリガーレ 特別企画 
絵と音楽で体験するイタリア・ルネサンス

500年近く前のイタリアにほんとにあった素晴らしい世界



 「マドリガーレ」はアカペラ・アンサンブルの編成で書かれたイタリア語の歌曲で、1500年代のイタリア・ルネサンスを代表する音楽です。その詩のほとんどは恋愛を主題にしていますが、それは単に日常的な言葉で主人公の恋心を伝えるのではなく、ギリシャ神話の様々な登場人物と出来事や光景を通して、また当時の宇宙観や哲学を背景にした言葉を通して、描き出されています。これは絵画の場合も同じで、描かれる光景や登場人物はマドリガーレと絵画で共通しています。
 そこで、このコンサートではそうした絵画をプロジェクターで映し出しながら、同じテーマのマドリガーレを演奏します。ただし、単に同じ雰囲気を楽しむというコンサートではありません。というのも、マドリガーレや絵画は、そこに描かれたものの意味や背景にある物語を読み解いて初めてわかるもので、これが難しいと同時にたまらない魅力になっています。そこで、今回は白沢達生さんをお迎えして絵画の解説をしてもらい、私が音楽の解説をし、二人でトークをします。ところで、白沢さんは美術史を専攻されているものの、音楽ライターとして著名な方です。ですから、今回のトークはそれぞれの専門家の解説には収まらないものになります。
 マドリガーレはそもそも、詩を構成する単語の一つひとつを分かりやすく描き出す「絵画」的な音楽です。例えば「天」という言葉には高い音が使われ「地」には低く動かない音が、「花」「草」も描きわけられていきます。ですがそれは、単に絵画の代わりではなかったはず。絵画と詩のイタリア・ルネサンスの世界をマドリガーレの美しい響き・アルモニアの中でお楽しみ下さい。

ゲスト:白沢達生(絵画解説)

SESTETTO VOCALE
森有美子・かのうよしこ・中村康紀・辻康介・阿部大輔

5月20日(土) 
18時30分開演(18時00分開場)
21時30分開演(21時00分開場)
Li-Po(JR渋谷駅東口徒歩3分・新南口徒歩1分:渋谷区渋谷3-22-11サンクスプライムビル4F-A)
3,000円(当日3,500円)+オーダー 定員25名
予約:Li-Po  info@li-po.jp tel.03-6661-2200(平日18:00~24:00)

主な演奏曲目
春は彩る Vestiva i colli(G. P. da パレストリーナ)
恋する者たちよ Sapete amanti(P. カンビオ)
春風が戻り Zefiro torna - Ma per me lasso(L. マレンツィオ)
優しい白鳥 Il bianco e dolce cigno(J. アルカデルト)
愛の勝利 Amor vittorioso(G. G. ガストルディ)
眠りよ O sonno(C. de ローレ)

主な絵画
春(ボッティチェッリ)
ヴィーナスの誕生(ボッティチェッリ)
クピード(ピエロ・デッラ・フランチェスカ)
レーダと白鳥(コレッジョ)
レーダと白鳥(ミケランジェロ)

テーブル囲んでマドリガーレ:マドリガーレの原点へ
 イタリア・ルネサンスの文化を担った宮廷人達は様々な場で「マドリガーレ」を楽しみました。大パーティーの折にはお抱えの歌手や演奏家が詩人とともに新曲を披露しました。それはちょっとしたお芝居になったりもします。宮廷人は自らも歌います。静かな夜に暖炉を囲んで、お昼寝の前に鳥の声と共に、避暑地の大別荘の庭園の木陰で、あるいは夕涼みの中庭で晩餐の準備が整うのを待ちながら・・・それは、紳士淑女の恋愛談義の席でもあり、また、哲学者や詩人達の熱い議論の場でもありました。テーブルを囲む美しい日常空間がマドリガーレの聴こえる風景でした。



SESTETTO VOCALE
声楽アンサンブルSESTETTO VOCALE(セステット・ヴォカーレ)は、イタリアのマドリガーレを専門に演奏します。男声をメインにした編成によるSESTETTO VOCALEの響きはマドリガーレが生まれた当時の響きです。また、セステット・ヴォカーレはメンバー全員が当時のソルフェージュ(六音音階)を実践し、当時の旋律論に基づいて音楽を作り上げています。古くて新しい音のデザインによってマドリガーレの本来の魅力が蘇り、演奏される機会の少ない作曲家の作品も未知の輝きをみせてくれます。辻康介が主宰、こだわりを沢山あつめて音楽を作っています。

出演者プロフィール

白沢達生
翻訳・音楽ライター。青山学院大学大学院史学専攻(西洋美術史)博士前期課程修了。仏・伊・英・独・蘭・西語ほか欧州諸言語からの翻訳および著述多数、輸入CD日本流通盤の解説も多く手掛ける。単独訳書に『バッハを愉しむとき』(Alpha Classics/マーキュリー)。FMラジオ番組「ミュージックブックカフェ」准レギュラー。「カキョクカフェ」企画協力。コストマリー企画の中世文化体験イベント出演など、ジャンル越境型イベントのトーク出演多数。

森有美子(ソプラノ)
東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。ロータリー財団国際親善奨学生としてイタリア・ローマへ留学。東京藝術大学大学院古楽科バロック声楽専攻修士課程修了。数々のミサ曲、カンタータ等のソリストを務めるかたわら、日本ヘンデル協会主催のバロックオペラ「アレッサンドロ」(リザウラ)、「デイダミア」(ウリッセ)などにも出演。2010 年には金子みすずの詩集による歌曲集「わらひ」(久保田翠作曲)CDをリリース。

かのうよしこ(アルト)
青山学院大学史学科日本史専攻、東京藝術大学声楽科、京都造形芸術大学ランドスケープデザインコース卒業。京都造形芸術大学大学院日本庭園分野修士課程修了。通信業界、音楽業界での勤務を経て、現在フリーのヴォーカリスト、ヴォイストレーナー、Webディレクター、エディター、ライター。2013年より「カキョクカフェ」主宰。様々な風景を古今東西の歌曲で描き出すプログラミングを続けている。

中村康紀(テノール)
埼玉大学教育学部小学校教員養成課程音楽専修卒業、その後声楽を志す。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。高校卒業時よりアンサンブル、ルネサンス音楽に傾倒、Choeur Clément(クール・クレマン)を結成、各地で演奏活動をする。Concerto Sotto l'Albero(コンチェルト・ソット・ラルベロ)主宰、モンテヴェルディ倶楽部メンバー。演奏の傍ら、イタリア詩の翻訳をはじめオペラのリブレットの全訳、字幕作成等も行う。

辻康介(バリトン)
ネーモー・コンチェルタートnemo concertato、南蛮ムジカなどのグループを主宰し歌う。モンテヴェルディ「オルフェオ」(宮城聡演出)や「オルフェオの冥界下り」(安田登構成・演出)のオルフェオ役、「イナンナの冥界下り」(安田登構成・演出)のイナンナの声。「都市楽師プロジェクト」メンバー。「中世の移動ド:ソルミゼーション」講座を各地で開く。ネーモー・コンチェルタートはCD+BOOK「おとなのための俊太郎」(アルテスパブリッシング、2016年)をリリース。

阿部大輔(バス・尺八)
尺八では古典本曲や現代音楽を主に、声楽ではドイツ、イタリアのバロック時代の宗教音楽を中心に演奏している。邦楽グループ「むつのを」、邦楽創造集団 「オーラJ」、尺八バンド「背に雨」、ヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマ、Vocal Consort Tokyo、EX NOVO室内合唱団等に参加。NHK邦楽技能者育成会第51期卒業。

Li-Po(JR渋谷駅東口徒歩3分・新南口徒歩1分:渋谷区渋谷3-22-11サンクスプライムビル4F-A,)
予約:Li-Po  info@li-po.jp tel.03-6661-2200(平日18:00~24:00)
予約:Da Nemo nemotsuji@mac.com

企画・制作:Da Nemo
フライヤーデザイン 河合千明
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昨年結成されたヴォーカルアンサンブルの第三回演奏会です。
今回はロマン派を起点として、現代作曲家の作品まで演奏いたします。

2015年4月6日(月)19:00開演(18:30開場)
聖アンセルモ・カトリック目黒教会
東京都品川区上大崎4-6-22
各線目黒駅 徒歩約3分

チケット:3,000円


第1部
ロマン派の宗教作品
Franz Schubert: „Duetsche Messe“ D.872シューベルト: 「ドイツミサ」
 
第2部
Felix Mendelssohn Bartholdy: „Denn er seinen Engeln befohlen“
メンデルスゾーン: 「主は天使たちに命じた」

Josef Gabriel Rheinberger: „Die Sterne sind erblichen“Op.69-1
ラインベルガー: 「星は消え去り」

Anton Bruckner: „Os justi“Op.69-1
ブルックナー : 「正義の人々の口は」

Johannes Brahms: „Schaffe in mir Gott ein rein Herz“Op.29-2
ブラームス: 「神よ 私に清い心を造りたまえ」
 
第3部
現代の宗教作品

Knut Nystedt: „Immortal Bach“
Samuel Barber : „Agnus Dei“
Francis Poulenc : „Exultate Deo“
Eric Whitacre : „Alleluia“
Morten Lauridsen : „O magnum misterium“
Ola Gjeilo: „Unicornis captivatur“
 

三木稔メモリアルシリーズ最終回は、"巨火"を井上道義先生指揮のもと、公募によるプロアマ混合の演奏家達と共に、総勢役100名で演奏いたします。

◆第33回定期演奏会◆
“三木稔メモリアルシリーズ”Vol.6 最終回

. 井上道義の“巨火”!!

19:00開演(18:30開場)

会場:めぐろパーシモンホール 大ホール

入場料 
一般 2900円 友の会 2500円

-プログラム- 

アダージョ~記憶と共に (新作初演) 江原大介作曲 
指揮 榊原 徹

尺八二重奏曲≪名残花 ≫(新作初演) 橘川 琢作曲

三つのフェスタル・バラード   三木 稔作曲

新筝Ⅰ吉村七重 Ⅱ木村玲子 Ⅲ山田明美 十七絃 宮越圭子

~休憩~

秋の曲  三木 稔作曲  
新箏:木村玲子 尺八:坂田誠山

巨火 三木 稔作曲 ・・・指揮 井上道義


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井上道義の「巨火」!!

邦楽大合奏を病から復活した井上道義が指揮!

三木稔の追悼シリーズの最後を飾る!

「巨火」は現代邦楽の代表的名作として知られる。

井上道義は作曲者の三木稔傘寿の祝賀会でもこの曲を指揮したが、

ステージ上でなかったこともあり、いつか機会をと望んでいた。

2012年3月にその機会を設定したものの、三木の急逝で延期となっていた。

井上自身も病による休養をへての指揮である。

作曲者も願ったプロ・アマ混合の100人を超える大編成を、
追悼の思いを込めて井上道義が指揮する!



○10月31日(金)
横浜市中区麦田町ハロウィンイベント
19時頃~
JR根岸線山手駅

○11月14日(金)
西本智実/イルミナートフィル・オーチャードホール定期演奏会
19時~
カルミナブラーナ他

http://illuminartphil.com/schedule/2014/11/14_0/

○11月16日(日)
栃木
Takio band

○11月17日(月)
Vocal Consort Tokyo第二回演奏会
ドイツロマン派宗教曲の系譜
19時~
Bach,Brahms,Mendelssohn,Bruckner等

目黒アンセルモ教会
JR、東急目黒駅
http://www.vctokyo.jp/concert.html

○11月22日(土)
丸木美術館

○11月23日(日)
神奈川県立音楽堂
名流祭

○12月7日(日)
於 さいたま芸術劇場
16時開演
曲目:F.シューベルト《変ホ長調ミサ》ほか
指揮:金昌国
ソリスト:朴瑛実Sop. 、谷地畝晶子Alt. 、安富泰一郎Ten.1、鏡貴之Ten.2、中川郁太郎Bar.
合唱:さいたま市民合唱団
管弦楽:さいたまアンサンブル

○12月15日(月)
尺八大演奏会2014「狂宴」
日本橋劇場
詳細未定
合唱で出演します。

ヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマ 第85回定期演奏会

9月26日(金)

18時30分開場 19時00分開演

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

前売り 3,600円 当日 4,000円 全自由席

学生券 2,000円(事務局扱い、前売りのみ)


藤原義久

北からの挽歌
~MAEDAのテーマと東北地方のわらべ唄による~

逝きし響

J.S.バッハ

カンタータ第78番「イエスよ、汝はわが魂を」

カンタータ第105番「主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたたもうなかれ」

カンタータ第187番「彼らみな汝を待ち望む」



指揮 阿部 純

ソプラノ 阿部 ゆう子

アルト 谷地畝 晶子

テノール 五郎部 俊朗

バス 水野 賢司

オルガン 久保 晃子・藤井 麻理

管弦楽 KMG合奏団

合唱 ヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマ