原因は、私が彼女を振り回し過ぎたこと、お互いの価値観や、将来像が合わないことを、就職活動という期間を経て考えさせられ、まじまじと突きつけられた現実に、お互いの気持ちがついていかなかったことが原因です。
一緒にいても、楽しめず、気をつかい、イライラをお互いにぶつけ合うことしか出来なかったわたし達は、遂にけんか別れという選択肢に至ってしまいました。
前回のように、よりを戻すことは2度とありません。
お互いに、違う人生を、一人の女性として、歩み始めています。
彼女は新しい男性と、お付き合いを始めようとしています。
私は、とくにそのような男性がいないので、時々ご飯に行ったり、遊びに行ったりですが、お互いに区切りをつけたあとの時間を過ごしています。
彼女が、新しい男性とお付き合いすることは、応援したい気持ちがあります。
彼女は、自分とは合わないかもしれないと悩んでいます。そんなことはない、と励ましたりもします。
けれど、付き合ってみなきゃわかんないよとも言えませんでした。
やはり、これからの彼女の人生を思うと、新しい彼と付き合うことが、一番いいと言うことは言うまでもありません。
しかし、ここで、付き合ってみなよと言えないのは、本当に自分の彼女でなくなってしまうこと、私しかみたことがないような、あの数年前の彼女の笑顔が彼に取られてしまうこと、男女の関係になってしまうことがとても苦しく、いまでも、締め付けられるような思いです。
聞き分けのいい私と、それに追いつけない私のめんどくさい二人が、過ぎゆく夏と共に、彼女を遠くへ連れ去っていくのに耐えられなくなることもあります。
また、私達と友人で酒を交えて過去の恋愛について話した際には、当たり前ではありますが、この、数年間の私との恋愛がなかったことのように話していました。
こうして、私と付き合った時間も、空間も、全てなかったことになっていっていくんだな、と思ってしまいました。
ほかの人に、私との交際を黙っていた事もあり、仕方のないことですが、他人に話せない交際ということが、どうしようもなく、情けなく感じました。
その友人には、〇年も彼氏いないの!?やばいってそれは!と言われており、隣で私は、いや、〇年の間、私と付き合っていたから、実際にフリーなのはつい1ヶ月の間だけなのにな、と思いました。
そして、同時に、そんなにいない干物女と言われたことに、申し訳ない気持ちにすらなりました。
自分と付き合ったことで、人様に言えない、空白の時間を作ってしまったのです。