動物園人気が全国的には復活するも、ブームの火付け役の旭山動物園の来園者は減少が続く、とのニュースがありました(日経新聞 2010/10/12)。

■概要

 ・名称:動物園人気が続くも、旭山動物園は来園者減少
 ・内容:全国の動物園入園者数は2004年以降概して上昇傾向で2009年は4,336万人。

     不況下、料金が手頃なことに加え、展示方法が見直されていることが後押し。

     ブームの火付け役の旭山動物園は2007年をピークに減少し、2009年は246万人。

     旭山を模した施設が各地に次々誕生し、北海道まで行かなくても「行動展示」等
     楽しめるように
なったことが背景にあると言う。

 ・期間:-
 ・価格:-

・備考:-

■雑感


確かに近年、色々な動物園で展示の工夫が進んでいると思います。旭山の果たした意義は大変大きいと思いますが、今は各園がそれをいい意味で模倣しているので、旭山もうかうかしていられない、といったところでしょうか。。

経営的な雑感として、以前言及した通りですが、適度な競争を行いながらも棲み分けが必要になってくると思います。大型園は総合的な展示を、平均以下規模の園は、集中的な展示という棲み分けを行うことで、個々の動物園の個性がより際立ち、ひいては各園の集客増につながるように思います(水族館の事例ですが、クラゲに特化して集客を増やした山形県の加茂水族館のように)。しかし言うまでもなく、行動展示で大きな成功体験を持つ旭山動物園にとって、それを打破することは非常に悩ましいことだと思います。

企業経営の世界では、成功体験という強みが一転して足枷という弱みになってしまうことはよくあることだと思います。旭山の今後の集客推移と、「次の一手」に注目していきたいと思います。

(以上、「雑感」は著者の主観に基づいています)

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