「ふふーん、500円なら別にいいよね...。」
「あ、藍香...!!いやなんでも...。」
「それ、決済画面だよね?主に黙って、課金したんでしょ。」
「だって...デュエル勝てないんだもん...(泣)」
「昨日、デッキ買ってたじゃん。あれじゃあダメなの?」
「プレイヤーとデュエルすると、てんで勝てないんだ。ネットで調べてみても、昨日買ったデッキは打点が低いって!」
「なるほど...。で、課金したわけだ。」
「でもたった500円!主のバイト代を考えたらほぼタダみたいなもんだよ?500円で2つもデッキが買えるんだし、お得じゃん。」
「ま、まぁ...。それはそうと、500円で2つも買えるんだね。どんなデッキを買ったの?」
「そうなんだよ!まあ初回だけ安く買えるってだけなんだけど。パーツ集めのために、昨日買ったデッキを追加で1つ買ったのと、」
「なんで弱いって言ってたデッキもう1つ買ってんのさ(苦笑)」
「いやいや、パーツ集めのためだから!それともう1つはこれ。」
「そう、昨日のデッキといい、あたしの色を体現したようなデッキでしょ??こちらはレッドアイズっていうカテゴリを主軸にしたデッキなんですよ。」
「確かに紅華のイメージカラーで固めてるね。で、E・HEROのデッキとレッドアイズのデッキ、何か関係があるの?」
「よくぞ聞いてくれました!昨日のHEROデッキの弱点は、展開先が限られてたことでね。要は、レディ・オブ・ファイアとザ・ヒートからフレイム・ブラストに繋げるしかなかったの。」
「昨日の切り札は、それだったよね。」
「そう。でも、手札にその素材がある時じゃないと繋げられなくて。逆に言えば、その2枚が手札に無い時は何もできないってわけ。」
「なるほど。つまり、カードの種類を増やして他の組み合わせでも融合召喚をできるようにしたいってこと?」
「その通り!新たに迎えた切り札、レッドアイズ・スラッシュドラゴンは、レッドアイズ・ブラック・ドラゴンと戦士族モンスターが素材になるんだ。E・HEROは戦士族のモンスターだし、ブレイズマンは召喚時にデッキから『融合』をサーチできるし、何かと相性が良いんだよね。」
「レッドアイズ・ブラック・ドラゴンとE・HEROもしくは、E・HERO同士で融合を狙う。展開先が増えたってことだね。」
「少しモンスターに偏ってる気がしなくもないね。」
「確かにねぇ。でもその辺は、実戦の中で調整していけばいいっしょ!」
「うわぁ、虐殺だ...。」





