今日、先生から言いたいことが2つある。
それを言う前にに一つみんなに問いたい。
野球はどんなスポーツか?バットとボールを使うスポーツ?
正解だ。
道具が多くてお金がかかるスポーツ?
正解だ。
9人でやるスポーツ?
正解だ
団体競技って事だね!
いや、それは違う。
9人でやるスポーツも11人でやるスポーツも個人競技だ。
私が何を言いたいのか。
そもそも個人競技とはなんなのか。
参考書にどう書いてあるのか知らんが、自分の力で這い上がっていくスポーツだ。
それは複数人やるスポーツにも言える。
自分の守るポジションの役割を果たす。
自分が任された仕事をきっちりこなす。
当たり前のこと。
じゃあ団体競技と聞いてみんなは何を思う?
ほとんどの人が一番初めに答えるのが「チームプレーが大切」ではないだろうか?
でもチームプレーなんて意識する方が大間違い。
スポーツとは結局個人の能力がものを言う。
野球はピッチャーが良ければいい成績が残せる。
じゃあ残せないチームとはどんなチームか。
仕事ができない奴がいるチームだ。
チームプレーといい、他の選手の気持ちばかり考えてるチームなんて勝てるわけがない。
強いチームは個人の能力が優れてる。
だから強い。
優れているからこそ優れてない奴の力が測れる。
野球に例えるなら
速い球を投げるピッチャーと
それを取ることで精一杯のキャッチャーがいる。
キャッチャーの気持ちになってみろ。
取る事に全神経を研ぎ澄ます。
ピッチャーの気持ちになってみろ。
キャッチャーが取れる事も考えながらプレーする。
結果、できない奴に能力を合わせないといけない。
じゃあチームを強くする為にどうしたらいいか。
できない奴が能力を上げるしかない。
もし周りに
チームプレーでみんながやろう。
連携が一番大切だ。
とか言ってる奴に目を向けて欲しい。
きっとそいつはチームで足を引っ張ってる奴だ。
できないから頼る。
力がないからチームでやるしかない。
能力がないやつは他人に任せるしかない。
勝たせてもらうしかないのだ。
これが野球は団体競技と思っているひとのマインドだ。
だか個人競技の意識を持っている団体だとどうなる?
頼れる人は誰もいない。
信じられるのは自分だけ。
自分がやらないと誰がやる。
そう言う意識を持った者が集まる。
そいつらが集まると勝てるわけがない。
当事者意識。
強いチームは必ずこの意識を持ってる。
僕が言いたいのは社会の話だ。
2:8の法則と言うものがある。
ざっくり言うと、会社の売り上げの8割が2割のメンバーで稼いでいるといったものだ。
じゃあ8割の人間はなにをしているか、という話しになる。
結論、2割に生かされてるだけなのだ。
そこそこ動いただけで満足する。
会社の売り上げが上がると自分のおかげと思い込んでいる。
とんた誤解だ。
もしあなたがチームを強くしたいなら、1人でチームを勝たせるだけの力をもて。
2割に入って8割の業績を作れ。
社会とは孤独だ。
産んでくれた親。
そばにいる恋人。
あなたの周りを囲む友人。
全て他人だ。
あなたが他人に任せるしかできないのであれば、
あなたの人生は他人に握られているにしか過ぎない。
これが社会だ。
人生は孤独だ。
誰もあなたの人生の責任を取らない。
いや、取れないんだ。
孤独と戦え。
孤独と生きろ。
そうしないとあなたの人生は誰かにコントロールされたままの人間になってしまう。
これが1つ目。
じゃあもう一つはなにか。
野球は1人じゃできない。
いくらすごいピッチャーでも
いくらすごい野手でも
1人じゃできない。
だったらどうするのか。
感謝するしかない。
あなたが生きていられるのは、
誰かが必死であなたを生かしてくれてるからだ。
1人で生きるということは、
1人で食べ物を取り
1人で家をたて
1人で寝具を揃えるという事。
不可能だと思わないか。
だから感謝するんだ。
だから自分が他人を支えるんだ。
誰がのためじゃない、
社会のために強くなれ。
この矛盾した2つの事をしっかり理解するんだ。
なぜならこれが社会だから。