先生は

何も言わずに前向いて運転した


少しすると
深夜営業のファミレスに入った


お腹はすいてない?
何かあったかいものを飲もうかと
とりあえず飲み物を頼んだ


まだ、この頃にはドリンクバーはどこの店にも見あたらなかった


みやちゃん、話したくなければ話さなくていいよ


先生の言葉は優しかった

それからどれくらいたったのだろう,
私は母親と折り合いが悪くて居場所がなくなった
しょっちゅうそういうことはおきた



先生に電話して
話しを聞いてもらおうと電話してみる
家は飛び出してしまった



夜7時は過ぎていた
電話が転送になって
先生が電話に出た



私のことを覚えていて、状況を察してくれた

何かあったの?
声に詰まってしまう



うん… 家出ちゃった

今 どこなの?会話が繰り返される…
そこ動かないで
向かうから


先生の顔を見たら泣いてしまった

車に乗りなさいとドアの方に向かってきて乗せてくれた


どうしてか安心感からか涙が止まらない



ひとりになって小さなメモを見る

メモと言うよりも
先生の名刺の裏に

書いてあった


大事にお財布にしまう


心がまほんわかあったかくなった