第15回です。孤高の大爆笑人間です。

 

 

なぜか頭髪ひっかかった

学校に閉じ込められた

ゴキブリでた

 

 

なぜか頭髪検査にひっかかりました。僕の学校の頭髪の定義は、”前髪が眉毛にかからない”というものです。従って、チェックする点も、前髪が眉毛にかかっているかどうかのはずですよね。しかし僕は、「左上の髪が長い」という謎の項目でひっかかりました。名簿のチェックの欄にも「左上」と書かれていました。「左上の髪が長い」ってなんですか?なんなんですか?教えてください。そして先生から「それだけだから明日までに自分で切って来いよ」と言われました。

 

 

 

 

 

 

そんな程度なら見逃してくれよ!!

 

学校に閉じ込められました。部活動を他の部員よりも長くやっている孤高の大爆笑人間です。それ故に、学校に閉じ込められました。いつも通り最後まで残ってそろそろ帰ろうと、友人と部室を出ました。すると友人が「あ、閉じ込められた」と慌てたような声でいいました。確かに閉じ込められていました。いつもは閉められていない扉が今日は閉められていたんです。いつかこういうことが起きるのではないかと危惧していたのですが、まさか本当に起こるとは。

 

 

閉じ込められたという事実を知った時、僕は冷静でした。閉じ込められた人史上でも相当冷静だったと思います。むしろ、こんなことがあるのかと少し高揚していました。

 

しかし、ただ高揚しているだけではここから脱出することはできないですから、どうにかここを出る方法を探りました。

 

閉じ込められたらどうしようかと以前考えたことがありましたが、その時は「あそこの窓から降りればいいか」と安直な考えをしていました。いざ、閉じ込められてみると、それは不可能だと分かります。あれは、無理ですわ。そんな勇気ないですわ。

 

 

ってことで、シンプルに大声を出して助けを呼ぶしかねえなと思ったところで、窓の向こう側に人がいるのが見えました。そっちの窓からもこちらは見えます。ここぞとばかりに窓をガンガンと叩きました。向こう側の人が気づいているような素振りを見せています。こっちに走ってきました。「すいませーん!」と、大声をあげました。その人が気づき、また別の窓から僕らに「大丈夫?」と聞いてきました。大丈夫ではなかったので「大丈夫ではないです」と答えました。続けて「閉じ込められました」と言ったら、その人が「ですよね」と。

 

 

わかってたんかい!

 

 

はよ助けろや!!

 

 

 

そのあと、先生を読んできてくれて、なんとか脱出できました。

助けてくれた方々ありがとうございました。(助けたわりに感謝が薄いな と思ってただろうな)

 

 

 

貴重な体験でした。

 

 

 

ゴキブリがでました。父親がゴキジェットで殺してました。

 

 

以上