「美織ちゃん、帰るよー」
いつも玉ちゃんがこの言葉を言うと、美織ちゃんが
「はーい!」
と返事をする。
そして2人は仲良く玉ちゃんの車で帰っていく。
それが最近のお決まり。
しかし、今日は違った。
撮影が終わったので、美織ちゃんはいつもの玉ゃんのお決まりの言葉を待っていたが、なかなか聞こえないので、玉ちゃんのところに行った。
瀧「帰らないの?」
玉「ごめん。俺まだ、撮影があるんだ…」
瀧「そっかぁ…でもそしたら私、1人で帰ることになちゃう…」
玉「待っててほしいんだけど、美織ちゃん明日、朝早くから撮影だよね…」
現在、夜の12時45分。そして、美織ちゃんの撮影は、明日の朝5時。
玉ちゃんの撮影は、今からだと、だいたい深夜1時30分くらいまでかかる。
今、ストーカーに悩ませられている美織ちゃんにこんな夜遅くに1人で帰らさるのは危ない。そんな時、
「じゃあ俺が送るよ」
そう言ったのは、ガヤだった。
玉瀧「えっ!?」
藤「俺もちょうど帰るところだったし。俺で良ければ送ってくよ!」
瀧「本当に!?ありがとう!!」
あさっり言った美織ちゃんの顔を見て、玉ちゃんの顔が廉が怒った時のような怖~い顔になった。
藤「じゃあ玉、この後も頑張れよ!じゃあな」
そうして2人が仲良く歩いているのを見て、ヤキモチを妬いた玉ちゃんは美織ちゃんにこう言った。
玉「家に着いたら俺に電話しろよ!」
この時の玉ちゃんは、ヤキモチを妬いた廉そのものだった。
瀧「え、うん…?」
美織ちゃんはビックリしていた。
そしてガヤの車の中では、こんな話をしていた。
藤「美織ちゃんは、玉のことどう思ってる?」
瀧「どうって…」
藤「ズバリ言うけど、美織ちゃん玉のこと好きでしょ!」
瀧「えっ///」
藤「俺の勘って意外と当たるんだよ」
瀧「突然そんなこと言われても///」
藤「好きなら好きって言えばいいのに。そのほうがラクだよ」
瀧「……」
そうしているうちに、美織ちゃんの家に着いた。
瀧「今日は送ってくれてありがとう!!」
藤「また何かあったら言ってね!それと、俺はいつでも玉と美織ちゃんの恋のキューピットになるから!!」
瀧「///」
そして美織ちゃんは家に入ると携帯を取り出して、玉ちゃんに電話をかけた。
「もしもし玉ちゃん?」
『うん』
「今、家に着いたよ!!」
『うん分かった。俺も今終わったんだ!!明日は俺が送るから!』
「お疲れ様!!ありがとう///」
そうして電話をしながらリビングの電気を付けると
「キャー」
『美織ちゃんどうしたの!?美織ちゃん!!』
美織ちゃんの携帯は切れてしまった。
玉ちゃんは急いでスタジオを飛び出して、急いで、美織ちゃんの家に向かった。