引き続き友人からの借り物の有川浩さんです。

これは三部作の一作目でもあり、有川さんのデビュー作でもあるんですが、
もうとにかく面白い!世界観に引きずり込まれて戻ってこれそうにないです(笑)秋庭さああああん\(^o^)/

以下、わたしがこの作品をいかに大好きか半分も伝えられそうにないあらすじと感想。



『塩の街』

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◇突如、東京湾をはじめとする世界各地に墜落した「塩の結晶」によって、「人間が塩になる」という奇妙な現象が次々に起こり、人口は極端に減り、街を歩けば至るところに、塩の柱(塩害にあってしまった、もとは人間だったもの)が乱立し、政府も交通機関もライフラインも麻痺し、世界は破滅へ向かおうとしていた。
そんな状況下にあっても、「世界が終わる直前まで、人々は恋をしていた。」

航空自衛官と16歳の少女。「世界がこんなことにならなければ、出会わなかった二人」。
一つの恋が世界を救う!


◆とにかく秋庭さんがかっこいい。読みながら、何度秋庭さん!って叫びそうになったかわかりません(笑)「終末」をテーマにした作品は本でも音楽でも好きなのですが、世界がどうなろうと、愛する人が無事ならそれでいい!と心から言えるような恋、してみたいな(笑)
とても素敵な作品に巡り会うことができました!