NY投機筋 金先物、買い越し幅が6週ぶり拡大

2015/12/12 07:51  日経速報ニュース    353文字  
【NQNニューヨーク=内山佑輔】米商品先物取引委員会(CFTC)が11日発表した8日時点の建玉報告によると、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で投機筋(非商業部門)による金先物の買越幅は6週ぶりに拡大した。前週比9873枚多い1万9623枚となった。投機筋は買い持ちを増やす一方で、売り持ち高を減らした。
 以下に最近の建玉動向(単位・枚、△は買い越し、▲は売り越し)を一覧。

2015年10月6日 △8万6819
     13日 △11万7159
     20日 △15万1301
     27日 △15万7434
   11月3日 △11万6342
     10日 △6万8389
     17日 △3万4399
     24日 △1万6302
   12月1日 △  9750
     8日 △1万9623

NY投機筋 原油先物、買越幅が3年ぶり低水準 

2015/12/12 07:51  日経速報ニュース    390文字  
【NQNニューヨーク=内山佑輔】米商品先物取引委員会(CFTC)が11日発表した8日時点の建玉報告によると、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で投機筋(非商業部門)による原油先物の買越幅は5週続けて縮小した。前週比1万604枚少ない19万7874枚と、2012年12月以来およそ3年ぶりの低水準となった。投機筋は買い持ちよりも売り持ち高を大きく増やした。
 以下に最近の建玉動向(単位・枚、△は買い越し、▲は売り越し)を一覧。

2015年10日6日 △25万8261
     13日 △26万4992
     20日 △25万1151
     27日 △23万6575
   11月3日 △24万6191
     10日 △23万8322
     17日 △22万8555
     24日 △21万2025
   12月1日 △20万8478
     8日 △19万7874

シカゴ投機筋 円、ユーロとも売り越し幅が縮小

2015/12/12 07:51  日経速報ニュース    543文字  
【NQNニューヨーク=内山佑輔】米商品先物取引委員会(CFTC)が11日発表した8日時点の建玉報告によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物市場で投機筋(非商業部門)による円の対ドルでの売越幅は3週続けて縮小した。前週比6851枚少ない6万8050枚となった。投機筋は買い持ちを減らす以上に、売り持ち高を減らした。
 ユーロの売越幅は7週ぶりに縮小した。前週比1万514枚少ない17万2331枚となった。投機筋は買い持ちを増やし売り持ち高を減らした。
 以下に最近の動向(単位・枚、△は買い越し、▲は売り越し)を一覧。

<日付>     <円>   <ユーロ>
2015年10月6日 ▲1万7599  ▲8万8810
     13日 ▲1万3832  ▲8万 576
     20日 ▲  3639  ▲6万2566
     27日 ▲3万3911  ▲10万5934
   11月3日 ▲4万3787  ▲13万4334
     10日 ▲6万6888  ▲14万2939
     17日 ▲7万8611  ▲16万4177
     24日 ▲7万7336  ▲17万5484
   12月1日 ▲7万4901  ▲18万2845
     8日 ▲6万8050  ▲17万2331

米ダウ309ドル安 原油安が主因・ノールト氏 年末にかけて底堅さ戻る

2015/12/12 06:29  日経速報ニュース    435文字  
【NQNニューヨーク=神能淳志】キングスビュー・アセットマネジメントのポートフォリオ・マネジャー、ポール・ノールト氏 11日の米株式相場が大幅安となったのはエネルギー価格の下げが主因だ。ニューヨーク原油先物相場が1バレル35ドル台前半と約6年10カ月ぶりの安値を付けたことで、市場は業績への悪影響が予測される関連銘柄の再評価が求められている。11日は原油安がエネルギー株の売りを誘い、相場全体を押し下げるというシンプルな結果となった。
 ただ、米株式相場は年末にかけて底堅さを取り戻すだろう。これまでの経験から12月は相場が堅調に推移した例が多かったため、市場には先高観が根強い。米連邦準備理事会(FRB)は15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決めるとみられるが、足元では相場のボラティリティー(変動率)が急上昇していた8月と似た状況となっている。FRBもさらなる利上げを急ぐ姿勢を示すとは考えにくく、悪材料が出尽くすことも相場の支えになるだろう。

NY原油35ドル台 一時的な下落か・ゲート氏 目先は40ドル台半ばへ反発

2015/12/12 06:03  日経速報ニュース    418文字  
【NQNニューヨーク=古江敦子】オッペンハイマーのシニア・エネルギー・アナリスト、ファデル・ゲート氏 11日は米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近1月物が一時1バレル35ドル台に下落し2009年2月以来ほぼ6年10カ月ぶりの安値を付けたが、短期的には40ドル台半ばに持ち直すとみている。国際エネルギー機関(IEA)が月報で16年の原油需要に慎重な予想を示したのをきっかけに、投機的な資金の流出が一時的に加速したようだ。相場が30ドルちょうど近辺まで下げることはないとみる。
 ただ、需給が緩んだ状況は16年中も続くため相場の上値は重いだろう。石油輸出国機構(OPEC)は来年も市場シェアを確保するために増産を続ける可能性が高いうえ、北米のシェールオイルの減産は想定ほど進んでいない。中国などアジアは景気減速を背景に原油需要が強まる兆しが見られない。WTIの上値のメドは60ドル程度と想定している

日本株ADR11日、全面安 オリックスと三菱UFJ、野村が下落

2015/12/12 06:09  日経速報ニュース    124文字  
【NQNニューヨーク=古江敦子】11日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安だった。同日の米株式相場が大幅に下げ、日本株ADRにも売りが広がった。オリックスと三菱UFJ、野村、三井住友FGの下げが目立った。ホンダと日電産、NTTも安い。