みずほ銀の暴力団融資問題、警視庁捜査へ 詐欺容疑視野

朝日新聞デジタル 10月12日(土)18時16分配信
 みずほ銀行が暴力団組員らへの融資を放置していた問題で、グループの大手信販会社オリエントコーポレーション(オリコ)などを通じた約230件の問題融資について警視庁が情報提供を受け、内容の分析を始めたことがわかった。身分を隠して融資を受けた組員らに対する詐欺容疑の適用を視野に、捜査を進める方針だ。

 捜査関係者によると、金融庁がみずほ銀に業務改善命令を出した数日後、みずほ銀の担当者から問題の融資について説明を受け、融資先に関する資料の提供も受けた。オリコ側からも事情を聴き、融資先に組員らが含まれるかや契約の時期などを調べている。
朝日新聞社