未明。

視聴率の0に近いテレビ番組で爆弾証言があった。容疑者は警視庁機動隊中隊長の息子。口封じに毒殺!

発生直後に中隊長に青酸カリで毒殺された。天井にあった青酸カリからは中隊長の指紋だけが残っている。

現金輸送車の運転手らは全員が複数の写真から息子の写真を抜いた。犯人画像はモンタージュでなく写真。しかし、警視庁機動隊中隊長の息子ではなく、息子に瓜二つの無関係な、事件前に死んだ犯罪者の写真を公表した。

隠蔽する一方、息子の共犯者、背後関係を割り出すため苦肉の策だ。


すべて担当刑事から聴いた。しかし、担当刑事が、警視総監のクビが飛ぶから死後公表だとの約束だった。死んだから話す!

といった、お年寄りのフリー記者の爆弾証言だった!御用聞き組織人でなく、長い間、足で、地道に得たフリー記者爆弾証言。信頼度高い!とみる

戦後、犯罪史を解明するスクープ証言。
3つ☆☆☆扱いとします!

私が少し調べただけで、この容疑者は捜査線上に浮かんでいた。警視庁は、なぜかシロと断定している。そして、高飛びした仲間の金回りがよくなった