朝日新聞の特報は勇み足だったようだ。
東電追加融資、生保と協議へ。(日経)
東京電力は大手生命保険会社への追加融資要請のため、生保各社との役員級協議を週明けから順次始める。ただ原発賠償支援法案が今国会で成立するか見通せない状況になっており、生保が実際に融資を実行するかは不透明だ。
第一生命保険と日本生命保険は東京電力の大株主で、3月末の融資残高は2900億円強。大手生保は追加融資に「要請があれば公共性と保険契約者への説明責任のバランスで判断する」(幹部)としてきた。とはいえ、原発事故が収束しないなか、賠償負担額は算定すらできていない。東電との協議では「原発賠償支援法案の成立が融資の前提」と主張する見通しだ。 |