サメハンターは耳鳴りがひどいらしい。
その病身に鞭打って、昨日は東京電力とACCESSを買っていた。
まあ、ACCESSは入らないが、東電は目をつぶって買うところである。
彼は金先物は空売りのようだ。私はドッテン買い。
金は中国人が執拗に買ってくる。
 
豊島のコラム。「バーゲンハンター」
2010年はインド、中国の2カ国が年間の金生産量2600トンの6割近くを買い占めた。両国の買いは、NY(ニューヨーク)のファンドが先物で売り込み、価格が急落したところを徹底的に拾ってゆくという形。ゆえにバーゲンハンターと呼ばれる。
 2011年1月にも金価格が1300ドルすれすれまで急落したが、中国の個人投資家がインフレヘッジ目的で大量の現物買いをした。これが一時は現物供給不足を起こすほどの規模となり、結局、NY先物売り攻勢を押し切った。この例に見られるように、新興国の買いはレンジの下値をガッチリとガードする効果を持つ。特に中国の買い支えは“鉄板”である。中国人民銀行は利上げを繰り返しているが、金価格は上昇している。人民が金を買うのは、金融政策への不信感の表れともいえよう。