乱高下で3往復できたが、依然、売りホールドである。
GSの強気は最近ちょろちょろしている。
3連休前の荒稼ぎを狙ったのだろう。
 
チャート形状は、ダイヤモンド・フォーメーション
 
ダイヤモンド・フォーメーションはそう頻繁に出現するものではないので,この形を見極めるにはある程度チャートを見る目に熟練が必要かもしれない。相場の天井に出現するケースがほとんどとされているようだが,もちろん相場の流れの途中に現れることもある。天井に出やすいという意味では,「ダブル・トップ」や「ヘッド・アンド・ショルダー」の変形と言えなくもないが,ネックラインの線引きが確定できない点がそれらと根本的に違う。また,見方によってはダイヤモンドを真ん中で二つに割った左と右半分にある二つの三角形から構成されているとも言えよう。左半分は拡大する三角形で,右半分は先で収束する三角形だ。
 
相場がダイヤモンドを破ったあとのターゲットは,ブレイク・ポイントからダイヤモンドの最大幅に等しい値幅分だけ下げた水準。実際にはターゲットを通過してしまうケースが多いようである。三角保合いを二度経た相場と考えれば,もみ合いの中で蓄えられたエネルギーがそれだけ強いということで,ダイヤモンドのブレイクと同時に一気に市場の力が噴出されるのだろう。