変化の予兆を見逃すな
【NQNニューヨーク】18日のニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比15.8ドル高の1トロイオンス1495.8ドルで終えた。金とならんで代表的な国際商品である原油の先物相場が上昇し、投資家心理が改善。前日までの3日続落で2%近く下落したこともあり、短期的な戻りを期待する買いが優勢となった。
金を手掛ける投資家は原油も運用対象とする場合が多い。一方の価格上昇が投資余力の高まりを通じて他の商品への買いを呼び込み、同じ方向の値動きをする傾向がある。18日も原油相場が上昇基調を強めると、金買いの勢いが増した。
原油高によるインフレ観測の高まりが追い風になった面もある。実物資産の裏付けのある金先物はインフレへの抵抗力が強いとされ、上昇に拍車が掛かった。外国為替市場でドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金の割安感が強まったことも支援材料だった。
銀は3営業日ぶりに反発。プラチナは続伸した。
金を手掛ける投資家は原油も運用対象とする場合が多い。一方の価格上昇が投資余力の高まりを通じて他の商品への買いを呼び込み、同じ方向の値動きをする傾向がある。18日も原油相場が上昇基調を強めると、金買いの勢いが増した。
原油高によるインフレ観測の高まりが追い風になった面もある。実物資産の裏付けのある金先物はインフレへの抵抗力が強いとされ、上昇に拍車が掛かった。外国為替市場でドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金の割安感が強まったことも支援材料だった。
銀は3営業日ぶりに反発。プラチナは続伸した。