8週 稽留流産そうは手術(2)-セカンドオピニオン-の続きです。





何の自覚症状も無いまま、妊娠8週0日の診察で稽留流産と知らされ、

セカンドオピニオンを求めた病院でも同じ診断を受けて1日目、そうは手術の前日の記録です。








亡くなってしまったけど、まだお腹の中にいる赤ちゃんと過ごせる最後の1日。








稽留流産の告知をされた時に、先生からなるべく早い日に手術の予約をして下さいと言われましたが…

せめて、1日はお別れの日が欲しい!と思い、特に休めない仕事がある訳でも無かったけど、2日後の予約にしました。








これが良かったのか悪かったのか、後から考えると少し複雑です。







というのも、赤ちゃんが亡くなっているとはいえ、まだお腹の中にいるので、妊娠初期の症状は継続しています。




私の場合、酷い悪阻はありませんでしたが、船酔いのような気持ち悪さと、夕方以降は目眩がして寝てないとバテてしまうこと。


そして何より、全身に妊娠性痒疹が出て、赤い発疹が痒くて痒くて、ステロイドの塗り薬や、肌荒れに効くヨモギクリームを塗りたくってました。






赤ちゃんはもう亡くなってしまったのに、まだ身体はプレママのままなんです。


これが、元々折れてる心に更に追い討ちをかけるように、悲しみが倍増され、本当に辛い1日でした。




1日中、ごめんねごめんねって赤ちゃんに話しかけながら、ひたすら泣いていました。





初期流産の殆どは赤ちゃん側の染色体異常が原因で、仕方ないこと。ママにはどうしようもなかったことなんだと言い聞かせようにも、なかなか精神的に追いついていけませんでした。







それでも、明日はいよいよそうは手術です。






妊娠を自覚してから、胎嚢チェック、胎芽チェック、心拍チェックの時の診察の思い出を振り返りながら、「私をママに選んできてくれてありがとう」「ちゃんと育ててあげられなくてごめんね」「絶対また私のところに来てね」と何度も何度も話して、


何とか明日の手術を受け入れようと私なりに努力しました。






手術は翌日の朝8時半からスタートで、

30分以内に終わる短い手術ですが、全身麻酔なので前日夜21時からは絶食です。

飲み物は、当日朝6時まで、コップ1杯くらいならOKとのことでした。



前回ポリープの除去手術を受けた時と同じような感じなのかな…と漠然とイメージしていました。









クリニック指定の手術当日の持ち物は、


生理用ナプキン

着替え用のショーツ

手術の同意書


くらいだったと思います。





それに加えて、ポリープ除去手術の時に持ってこればよかった!と思った下記の物も持参しました。


お茶ペットボトル

軽食(パン)



前日夜から絶食してるので、手術後麻酔がとれてから、とにかくお腹が空きます。

クリニックから小さな紙パックのドリンクとお菓子1つ頂けるのですが、全然足りなかったので追加で持って行く事にしました。





この日1日は、食欲も全く無かったけど、いつまでも弱ってたら、また赤ちゃんが来てくれる時にちゃんと迎えられないかもしれない。



また元気な身体で、赤ちゃんをお迎えしたい!!と奮い立たせている過程で、今まで様子見にしていた子宮筋腫も、これを機に一度キレイに手術しておこうかと思うようになってきました。

子宮筋腫に向き合う時がきた(1)参照)






とにかくそうは手術は午前中に終わり、全身麻酔が抜けるまで仮眠して、

遅くても13時頃にはクリニックを出られるとのことです。



>>続く