8週 稽留流産そうは手術(1)-流産告知-の続きです。




藁をもつかむ思いで、セカンドオピニオンを求めて他の病院を当日に予約しながら待っていた

超音波検査の稽留流産の告知後、40分後にクリニック先生とのお話がスタート。






先生から



「赤ちゃんの大きさから、7〜8週目まで育ってくれていたから、本当にここ2〜3日の出来事だったんだと思います。」


「本当に残念ですが、初期の流産は赤ちゃん側の染色体異常が殆どですから…」


「お辛いと思いますが、そうは手術をなるべく早く予約して下さい。」


「赤ちゃんがお腹の中に来てくれて、育ってくれていたのは紛れもない事実ですからね。」





色んな言葉をかけてもらいながら、「はい…」と返事をするだけで精一杯。





いきなりの稽留流産告知から1時間も経たないうちに、2日後のそうは手術を予約して、涙を堪えながら一度帰宅。



そうは手術の時に、流産の原因を解明するため、赤ちゃんの染色体異常チェックと、私自身の細胞を病理検査して、ガンなどの悪性がないか調べましょうと言われ、


まだ回らない頭でとにかく先生に言われた通り、検査をお願いすることにしました。






その後、セカンドオピニオンを求めて予約した、地元の小さな婦人科クリニックへ。



予約の時点で、稽留流産を告知されたことと、

そうは手術も予約済みだが、念のためセカンドオピニオンとして確認して欲しい旨を伝えていて、快く引き受けて下さったクリニックでした。








待ち時間15分ほどで案内され、男性の院長先生にエコーで確認してもらうと…。





いつも通っている不妊クリニックのエコー画像より、画質が良くない感じ。

地元の小さな婦人科クリニックなので、機械が少し古いのかもしれません。




それでも8週目まで育っているので、素人目でも赤ちゃんの胎嚢は直ぐに分かりました。






院長先生「うーん…これが胎嚢なんですけども…何かここに、白い塊の様なものが映ってますねぇ…何だろうこれは。私もこういうの見るのは初めてですね…。」


「もしかしたら、出血していて、血の塊がこんな形で映ってるのかもしれません。だから赤ちゃんの姿は確認出来ないけど、稽留流産で間違いないと思います。」








藁をもつかむ思いで予約したセカンドオピニオンのクリニックでも、やはり稽留流産との診断が下され、ようやく100%の事実として受け入れる事になりました。




午前中クリニックでエコーを見たときは、赤ちゃんの姿も見えてたし、胎嚢の中に白い塊も無かったのに…



もしかすると、赤ちゃんが私にお別れをしっかりさせる為に示してくれたのかな…。







そんなことを考えていると、先生からも、

赤ちゃんの染色体異常だろうから仕方ない事です。また来てくれるはずですよと励ましの言葉を頂きました。




また涙組みながら、お礼を伝えてトボトボ帰宅。

帰り道、母親と旦那にLINEして、ようやくジワジワと実感していきました。






お腹の中から亡くなった赤ちゃんを取り出すそうは手術は、2日後に予約済み。

明日、お腹の中にいる赤ちゃんと過ごす最後の1日なんだな…と考えると、また歩きながら涙が出てきて、止められませんでした。