こういうテキストに需要があるのかわからないけど。
書いていたら予想以上に量があるので投稿を分けてみる。
とりあえず、今嫌いな言葉:「ボリューム」「やり込み要素」
▼購入したゲーム(パッケージタイトル)
振り返ってみるとwiiに偏りまくってた。
MH3をやっていたので普段の年と比べて購入本数は少ないと思う。
・DISASTER DAY OF CRISIS
(wii)
地球に次々と襲い掛かる、地震・津波・火災・噴火などの災害から生き延びるアクションゲーム。
5分に1度くらいの頻度で、「クライシスムービーで見た事のあるようなシーン」に遭遇する。崩れ落ちる橋からカージャンプスタントしたり、津波から走って逃げたりね。
たぶん、半分ちょっとくらいプレイした。けっこう面白かったと思う。
ちなみに発売自体は2008年。発売日突撃買いのわたしにして珍しく、発売後しばらく経って購入したタイトル。
・悪魔城ドラキュラ ジャッジメント (wii) 1月15日
歴代キャラ総出演・・・じゃなくて適当にかいつまんだ感じの、シリーズ異色の3D格闘アクション。
2009年購入した最初のタイトル。実はシリーズのファンだったりする。
鉄拳やVF系よりも、サイキックフォースやパワーストーンっぽいアクション。
なんか適当に作ったからファンは買っとけよ的な作り。わたしは格闘超下手だけど、それでも作りが浅いのはわかる。ちゃんと作れば化けただろうに。闘神伝2を遊んだときのようなガッカリ感。
・FRAGILE ~さよなら月の廃墟 ~ (wii) 1月22日
バイオ系のアクションアドベンチャー。PVの雰囲気がすごく良かったので購入。
ごめんなさい売りました。こんなにつまらないゲームを買ってしまったのは久しぶり。
・ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム (DS) 1月29日
タイトル長すぎ。
同じくタイトルの長いファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング オブ フェイト の流れを組むアクションRPG。
面白かったんだけど積んだ。多分序盤の辺り。
前作は相当やり込んだんだけど・・・。多分、武器防具作成のマゾさが原因。
・朧村正 (wii) 4月9日
オーディンスフィア のヴァニラウェアが開発したアクションRPG。wiiとは思えない美麗な2D(このご時世で2Dですよ!)グラフィックと、爽快なアクションがウリ。音楽は崎元氏所属のベイシスケイプが手掛ける。
オーディンスフィアはRPGの要素が強かったけど、こちらはアクション色が濃い。
これは面白かった!
簡単操作で出せる連続攻撃を組み立てるのが楽しい。
でも簡単というわけではない。むしろそこそこ難しい部類だと思う。ボス戦はちゃんと攻略パターン考えないと倒せない。その辺の、爽快感と達成感の繰り返しがすごくいい。
2月に廉価版が出るらしい。未プレイの方は是非。
・タクトオブマジック (wii) 5月21日
ロストマジック のwii版。ジャンルはRTS。複数のユニットをリアルタイムで進攻させ、戦闘や制圧などをしつつマップの勝利条件を満たす。
主人公ユニットは魔法使いであり、画面上に様々なルーンを記述して魔法を行使する。3ケタを超える種類の魔法をいかに使いこなすかが攻略の鍵。
すごく面白かった。
システムも快適だったし、操作が煩雑になりやすいRTSとwiiの入力デバイスは好相性。レベルデザインも良かったし、魔法のバリエーションも多くて戦略に自由度がある。シナリオも一見王道だが非常に考えさせられる。wi-fiで全国プレイヤーとも対戦可能。
正直、「非の打ち所のないゲーム」だと思う。
でも売れなかった。残念。任天堂はこういうニッチなゲームを売るのが時として非常に苦手だ。
・逆転検事 (DS) 5月28日
逆転裁判 シリーズからのスピンオフ作品。
基本捜査パートのみで話が進む。前作の法廷パートにあたる尋問のシーンも随所で登場する。
色々評価は分かれているみたいだが・・・わたし個人としては、「完全な駄作」だと思ってしまった。
オリジナルではないライターに描かれた歴代のキャラ達は個性ばっかりが鼻につく。シナリオも平坦で盛り上がりがない。矛盾していようが無茶苦茶だろうが、歴代の作品にあった解決のカタルシスも無い。
駄作と言われていた4の方がまだ、楽しめた作品だったと思う。
・Wii スポーツリゾート (wii) 6月25日
みんな知ってる、体感スポーツゲーム2作目。
wiiモーション+というアタッチメントでリモコンの動き検知性能が上がっており、それを活かした競技種目が特徴。
wiiが素直にすごいと思った。
チャンバラやフリスビーはちゃんと手首の細かい動きをトレースするし、誤検知もほとんどない。卓球もしっかりスピンがかかる。個人的にはアーチェリーが好き。
今回は接待ゲーではなくて、きちんとシングルプレイで遊び込める作りになってる。
斬撃のREGINLEIV にもモーション+を使う(なくてもいいけど)ので、これの同梱版で入手するのをおすすめ。値段以上の価値は絶対にある。
・ドラゴンクエスト9 (DS) 7月11日
超大型タイトル。
買わないつもりだったけど、ヨドバシカメラに出て入ったらいつの間にか手に持ってた。不思議。
育成&探索がメイン。ストーリーは完全空気。かなり思いきった判断だったと思う。
個人的には面白かった。最適解を目指すのでなければ自由にパーティを編成できるし、職業ごとの特徴も立ってる。
レベルが上がる・装備を変える・スキルを覚えることで目に見えて強化されたのを実感できるバランス調整は毎度のことながらさすがの一言。
それらが自分の取捨選択の延長上にあるからこそ、「感情移入」が生まれるんだと思う。「泣き」の垂れ流しは感情移入って言わないのだと改めて実感。
・モンスターハンター3 (wii) 8月1日
おなじみハンティングアクション。
期待通りの面白さ。新武器の斧は強くもなく弱くもなく、あまり目新しさもなく。
2009年で一番プレイしたタイトルだと思う。その大半はチャットだけど。
・サガ2 秘宝伝説 (DS) 9月17日
なつかし作品のリメイク。言ってもオリジナルは未プレイ。
面白い・・・んだけど、RPGを最後まで遊びきる体力を失いつつあると感じてしまった。
第3世界にて積み中。
・THE IDOLM@STER DearlyStars (DS) 9月17日
ファンとしてお布施。
新キャラクターでストーリー重視。今までの育成中心のゲームではなくなった。
これはこれでいいのかな、と思う。容量的制限があるので、日常の膨大なコミュではなくメインストーリーに照準を当てるのは良い選択だと思った。
ただ、それならそれでストーリーにもっと集中できるようテンポを良くして欲しかった。育成部分が完全にお荷物の作業になってる。
愛の3章目くらいでほそぼそと進行中。
・罪と罰 宇宙の後継者 (wii) 10月29日
シリーズ2作目。初代はNintendo64の伝説的名作。
見た目は普通の3Dレールシューターだが、キャラの動作と照準の動作が完全に分離しているのがポイント。全く別の動作を同時に行う、柔軟な状況把握能力と操作能力が求められる。
期待通りの面白さ。
死にゲーであり覚えゲー。パワーアップはなく、ひたすらプレイヤーの経験値のみが頼り。
イベントは全てスキップできる。短時間で集中して遊べるテンポの良さが素晴らしい。
・ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー (wii) 11月12日
やっぱりタイトル長すぎ・・・
別にシリーズファンというわけでは(多分)ないのだけれど購入してしまった。
期待外れ感が強い。箱庭感は確かにあるが、肝心のアクションに気持ち良さが無い。出来ることは決まっていて、アクションを当てはめると単に応答があるという感じ。
もっとこう・・・アストロロボササのような、ヒットラーの復活のような操作感のゼルダみたいなのを期待していた。
5時間ほどプレイして積み。
・アサシン クリード II (Xbox360) 12月3日
暗殺アクション2作目。
正統進化版といった趣。横道のクエストや武器防具の収集要素など、「やり込み要素」が増えた。
苦手な方向性のボリュームアップだけど、やっても大してゲームが有利になるわけではないのが良い。
どちらかと言うと、色々なターゲットを暗殺できたり、アスレチックステージに挑んだりと寄り道の要素が多い。「クリアまでの工数を自分で増減できる」ような感覚。やらされる感が無い。
非常に高いクオリティでまとまっていて遊びやすい。アクションの爽快感も高い。無理矢理難を挙げると、戦闘シーンのカメラは前作の方が迫力があった。あと固有名詞が多くて若干覚えるのが大変。
・New スーパーマリオブラザーズ Wii (wii) 12月3日
2D系マリオの最新作。ウリは4人同時プレイ。
DS版がベースになっているように見えるが、ステージのギミックやパワーアップなどが一新されている。
これはかなりの名作。
個人的にDSは単調で退屈したけど、アクションゲームとして完成度が高い。難易度は従来シリーズの中ではやや高め。3の笛禁止プレイくらいだろうか。
同時プレイがものすごく楽しい。みんなで跳んだり跳ねたりってこんなに楽しかったっけ?
その場復活になるので難易度は下がるが、上手い人も下手な人も一緒に楽しめる。味方はハッキリ言って障害物の何物でもないが、押されて落っこちたり、踏まれてタイミングがずれて死んだりするだけで本当に楽しい。
「面白い」と感じたタイトルは他にもあるけど、プレイしていて「楽しい」とこんなに感じたタイトルは他には珍しい。
・極限脱出 9時間9人9の扉 (DS) 12月10日
かまいたちの夜 や428~封鎖された渋谷で~ を手掛けたチュンソフトによるノベル最新作。
ノベルパートと、脱出ゲームのパートに分かれる。
全体的に短く、すっきりと終わることができて良かった。
ストーリーは矛盾、というか答えが出せない部分だらけだけど、個人的には面白いと思ったし、ラストのカタルシスもあった。
同じ脱出ゲームを周回ごとにプレイするのは若干疲れたけど、それがないとあまりにも短い作品になってしまう。「ボリュームが」と言われないための処置だったのだろう。わたしは飛ばせても良かったと思う。