たしか8時くらいに目が覚めたのだが、ベッドの柔らかさと冷房の心地よさであと少しを繰り返していた。
結局動きだしたのが、9時でシャワーを浴び9時半にチェックアウト。
今日は以前出会った彼女と再会するため、フアランポーン駅に10時待ち合わせだった。
昨日はナナとスクンビット間をやたらと歩いたので、違う路線で向かおうと思った。
ナナからサイアムに行ったまではよかったのだが、すっかり忘れてしまい、地図を出すのも億劫だったので係員に聞きサラデーン駅で乗り換えという事を聞きようやく思い出した。
サラデーン駅に着き、フアランポーン行きの列に並んだのだが、なぜか乗る直前でこれではないかもと思い見逃した。
路線図を見ると合っていたのに急いでいてどうかしていた。
次の電車に乗り無事にフアランポーン駅に到着。
待合のイスに座っていた以前の旅で出会った彼女と久々の合流。
彼女の姉が車で乗せて行ってくれるはずだったのだが、今日はパタヤに遊びに行くみたいだそうだ。
さすが気分屋なタイ人らしい性格だと思った。
タクシーでというところに行き、隣のサムットサコン県というところに向かうのだ。
チケットはまだ閉まっており、少しぶらぶらし、腹ごしらえでバミーを頼んだ。
あっさりして美味しかったが、唐辛子をいれて汗だくになり、屋台のお母さんがスープで薄めてくれた。
優しい心遣いが嬉しくほんわかした。完食し、チケットは彼女が買ってくれた。マハチャイまで10バーツ。タイ人は無料のようだ。
4人掛けの対面式の座席で床にゴミは散乱しており、豪華列車というわけではなかった。専ら期待はしていなかったが、電車というより列車と言う方がしっくりくるのは間違いなかった。
約1時間の列車旅である。
線路沿いに無数の屋台や民家がスレスレに点在しており、昼寝をしていたり、洗濯物を干している人もいてリアルなタイの生活を垣間見ることができた気がした。
屋台も陽が当たることなく本当のごくわずかの地元民向けの佇まいに感じ、市内から少し離れただけでこんなにも違うのかと思い興味がわきしばらく眺めていた。
やがてザックに寄りかかっているうちに眠ってしまっていた。
13時10分頃マハチャイ駅に到着。
通りに屋台がずらっと並んでおり、魚介を中心に珍味や乾物、菓子屋などが多くあった。
観光客らしい人は西洋人の家族連れくらいで、後はほとんどかま地元民という感じだった。
通りが珍味の臭いが充満しており、少々大変だったが、この臭いの中にいるという自分を楽しめた。
歩くとやがて対岸まで移動するボートがあり、暇つぶしに乗ってみた。片道3バーツ。9円である。
バイクのまま乗っている人がいて住民の重要な移動手段ということがわかった。
5分程で着き、少し歩いたが何もなく引き返した。
今日の彼女はほとんど喋らず歩くのが嫌そうな風に見えた。
少ない時間で大事な時間の中で歩き現地の生活を見たい私に徐々にイライラがこみ上げてきた。
再びボートに乗り戻る途中、寺院を見つけ行きたいと言い向かうことに。
対岸から見たのとは違ったが別の寺院があり寄ってみた。
タイのお参りの仕方を見てみたく思い、花と線香を買い、彼女の指示に従いやってみた。
まず、ロウソクに火をつけ刺し、線香にも火をつけ、花と一緒に顔の前に出し祈った。
そして紙切れかと思いきや金の紙がありそれを仏像に貼り付けた。
そのあと移動しまた祈り、花と線香を置いた。
タイ式だと彼女は言っていたのだが中国式のような寺院に感じた。
ガヤガヤせず静かな空間だった。
そのあとはまた移動し行きたかった寺院へ。
サラッと見て、再び再びマハチャイ市場へ。
今日は彼女の姉のレストランに食べに行くはずだったのだが、朝と夜オープンだったのでバンコクに戻ることにした。
待合室で待機していたが列車の時間まで暇だったので1人で市場の暗い奥の方まで行ってみた。
カンボジアのオールドマーケットのようなでっかい倉庫の中に何軒も店があった。奥まで行き引き返しぶらぶら歩き駅に戻った。
15時25分発のに乗りバンコクへ。
行きと逆の眺めだったが、時間帯が学生の帰宅時間とかぶり多くの生徒達が乗り込んできた。
そしてそのまま眠っていた。
ウォンヴィアンヤイ駅に着きタクシーでフアランポーン駅。そしてサラデーン駅近くの宿を取っとたのだが、
完全に連れ込み宿であった。
部屋は広々としていたが‥
ボートに乗り到着。
土産屋を見て、観覧車に乗ることになった。
回転速度が早く4周した。
雨で景色はあまり見えなかったが高いところからの景色はよかった。
その後は買い物でフルーツの石鹸を買ったのだがパタヤに比べると2倍の値段だった。
その後はレストランに行き、グリーンカレーと魚の煮付けを頼んだ。
満腹である。
22時過ぎにボートに乗り帰宅。
そして私だけサラデーン駅周辺を歩いた。
マッサージを探していたのだがとりあえずうろうろしていると、MPや飲みの勧誘がありとりあえず顔だけ見たが断りまた歩いた。
深夜特急の沢木氏役の大沢たかおが宿泊したパッポンでの宿を見つけ嬉しかった。
まだ20年くらい前だがまだ存在しており、次回は泊まってみたいな。
そしてマッサージでオイルマッサージ。
個室に案内され、服を脱ぎマッサージ。
痛気持ちいいという感覚で徐々に下半身へ。
1000バーツでと言われたが500バーツでお願いした。
全てがどうでもよくなりスペシャルをお願いした。
時間がかかったが最後までいった。
そして宿に戻ったのが2時くらいだ。
以前に比べると彼女との会話はなく次第に1人で歩きたいと思うようになった。
明日も一緒だが楽しめるだろうか。