半年頑張ればいい


前期だけ、
真面目に授業をうけて
楽しく塾に通い
部活に毎日顔出して
先生に媚売ってれば、

なんとかうまく行くはず


第一志望には中間くらいで入れるはず

無理だったら
あいつと同じとこに行く


どうせあいつは通わないでグレるだろうから
変わらない。



受験

嫌だ

緊張するのが嫌いなんだ
あのドキドキするかんじと
顔が赤くなっちゃうこと


面接大丈夫かなあ
めっちゃ自分心配




第一志望に合格しなくちゃいけないんだ。
頑張るぞ




夢を叶えるために



あの時はただ

ただ、気付いて欲しかった


苦しい
悲しい
ツラい



そして

僕を見て  

僕はここにいるよ



そう言いたかった
でも

ちゃんと前を向くために切ったこともあった

自分を抑えるために切ったこともあった




生きる死ぬ


それも考えた
だけどそれも


悲しんで欲しかった

だけなんだろうな



なんて
ばかなんだろう



子供と大人の
中間地点に立っていた僕は

いろんなことに押し潰されそうだったんだ



いまここに残っている痕は

僕が必死に頑張った証なんだ












今僕がここにいる証なんだ



本当に
ばかだ、自分



そしてまた、、
繰り返してしまいそう

あの快感が忘れられなくて



皮膚がパカッとひらいて、
じわじわと出てくる赤い液体。

鉄のようなにおいがして、
最後には腕にへばりつく。


水で流すと再び液体が流れ出る


なんて綺麗なのだろう


流れ出るものを眺めて僕は言う




そんなのが日課だったんだ
僕は狂っていたんだね


時々 思い出しては
爪で痕を掻いてしまう






最低
糞おやじ
デリカシーってもんがない
意味分かんないし
余計に学校行けないっつーの
あぁまぢ糞

もう学校行きたくない
あんな学校行きたくない
先生にも会いたくない
ばかな奴らにもあいたくない



すべてが嫌だ