このブログには初投稿となる。その手前、掲載すべきことなのかと勝手ながら逡巡したが、私自身が看過しがたいため文章で載せることにした。
タグの通りwecars(旧ビッグモーター)社の一件である。
昨年から今年にかけてこと問題になった一連の出来事だが、まずは主要な不祥事から列挙する。
・街路樹の切断、除草剤の散布
・ゴルフボールによる車体破壊
・元副社長によるパワハラ、下請け業者に対するも同様
これらは確かにことごとく報道で取り上げられた。当然虚飾のない事実なのだが、私はそれ以外の情報も把握している。その最たる例として以下の事例を説明しよう。
社員によるレビューの不正操作
文字通り店のレビューを社員がサクラとして高評価になるよう操作していた件である。私はSNSで知った口だが、この不正には更に信じがたい事例が存在した。
ある客が店舗の対応に腹を立てて低評価をつけた。まぁありがちな話である。だがその店舗の社員は低評価のレビューを削除、更に客を特定して電凸を繰り返した。電話に出ようものなら謝罪と撤回の要求ラッシュ。常軌を逸していると言わざるを得ない内容だが、更に驚いたのは他の店舗ですら同様の行為を働いていた形跡があることだ。
要求が謝罪と撤回だけならまだましで、酷い場合は自宅や職場に乗り込んで暴言を吐く、誹謗中傷を浴びせる、謝罪するまで居座り続けた社員などもいる。
しかも現wecarsでも同じことが繰り返されているのだ。報道されていないのは事件が発覚することを恐れているwecarsの社員が客を恫喝して黙らせているからに過ぎない。被害者が星の数ほどいるのは想像に難くないだろう。
wecars社員(旧BM)関係者の反応
こうした横暴を繰り返すwecars社員の心理はどうなっているのだろうか。
私は関係者のSNSをいくつか知っているのだが、彼らのツイートを見ると一連の横暴さにも納得がいく内容だった。
結論から述べると、彼らに共通していたのは他責、被害者思想、責任の棚上げの3点に尽きる。誰一人として自分の責任に向き合わず、認めず、取らず、「名前を変えたんだから、外野のバカ共がいちいちほじ繰り返すな」と開き直る人間さえいる。
結論
現wecars社は伊藤忠の傘下となったが、昨今の不祥事に加えて、経営陣こそ総入れ替えとなったものの肝心の社員はそのまま残っていること、加えて現在進行形で不祥事が繰り返されている点から、wecarsは伊藤忠からわずかな延命を受けただけに過ぎないだろう。
客足も減り、早々に売り上げが減少して赤字を垂れ流すのは目に見えている。
このような組織に先はない。栄枯盛衰、wecarsに斜陽の時が訪れるのはそう遠くないはずだ