タイトル【コンパクトデジタルカメラを使った床下画像】

 

【1】 予備情報

 

座標。1目盛は半間。青四角マークは床上から見える柱。以下の文章では、「柱」と呼称して、床下にしかない「柱」は全て「束柱」と呼称しました。専門用語の使い方については、いろいろ間違いあるかもしれまんが、その辺、ご容赦とご配慮をよろしくお願い出来れば幸いです。

 

 

 

 

 

コンパクトデジタルカメラで撮影した撮影位置

 

 

【2】 撮影結果

 

中央に柱(J1) ( ①から南方向に撮影 )

 

 

 

左に柱(J1)。上に根太が2本見える。右下のブロックは、床の沈み込み応急措置のためKさんが設けたもの。根太の下の板は根太掛け ( ①から床下に腕を入れて東方向に撮影 )

 

 

 

根太掛けの周辺。根太掛け、および、根太の接触部が損傷しており、また、左の根太は根太掛けにかかっていない( これらが、この辺の床の沈みの原因と考えられるが )

 

 

 

根太掛け周辺のDK側。中央は柱(J2)。その後ろにJ2、J5間の太鼓材?の大引きが見える。右に見える板は根太から外れた床板?。この床板はこの画像を撮影した後に回収して根太の上に置き直した(他の画像はその後の画像なので床板は映っていない)。

柱(J2)の下には楔?が見られる。モーグルを使ってこれを見て地盤沈下の可能性を調査当日Kさんが指摘をされていたと記憶していますが。この大引きのラインを中心に地盤沈下しているとするならば、この近くにおける床の沈み、土壁の隙間など床上で見られる現象は大方の説明はつく。

 

 

 

 

( ①から床下に腕を入れて南東方向を撮影 )

ブロックの後ろの柱がJ2。大引きの上にJ2から半間離れたところにJ3の柱が見え、更に1/4間離れたところに束柱が見える(柱J2と柱J5の中間にある)。このライン(大引きが太い場合)の束柱は、0.75間ピッチのよう。

 

 

 

 ( ④から床下に腕を入れて北方向を撮影 ) やや左の柱がJ2。束石が土にうずもれている(地盤沈下?)。

 

 

 

 

上記した、柱J2と柱J5の中間にある束柱。束石が土にうずもれている( ④から床下に腕を入れて撮影 ) 

 

 

 

 

 

 

 

( ④から床下に腕を入れて南側を撮影 ) 左がJ5の柱。右がI5の束柱。柱J5は、束柱I5の更に右に配置された柱H5と板状の部材でホゾにより連結をされているよう。また、この画像からは、I5とI8の間の大引きが、I5側の端でフリーの状態にあることが分る( なんらかの欠陥?詳細は後述 )

 

 

 

 

( ①から床下に腕を入れて西方向を撮影 ) 中央の束柱?はI1。

 

 

( ①から床下に腕を入れて南方向を撮影 ) I2,I3,I4の束柱が並ぶ。

 

 

( ⑤から床下に腕を入れて南西方向を撮影 )手前右の束柱がI4。

 

 

 


上記した、I5とI8の間の大引きがI5付近でフリーである様子が鮮明に分る。奥にG5~G8の大引きの一部が落ちている様子も分る。

 

 

 

( ①から床下に腕を入れて西方向を撮影 )中央の柱がH1。

 

 

 

( ②から床下に腕を入れて南方向を撮影 )左手前からH2,H3,H4。

 

 

 

( ①から床下に腕を入れて南方向を撮影 )手前からH3,H4。

 

 

( ⑤から床下に腕を入れて南西方向を撮影 )中央がH5の柱。その奥の隣のG5の大引きについては、Iの場合と同様に端がフリーな状況にあることが分る(詳細は後述)。また、竹の根も見られる。なお、H5-H1の大引きの刺されているH5の柱のホゾ穴が大引きに比較してかなり大きい様子から、大引きの交換がされた可能性も考えられるが(建築当初は落ちている大引き同様に太鼓材状の部材か)。

 

 

 

 

( ①から床下に腕を入れて西方向を撮影 )中央の束柱?がG1。

 

 

 

( ②から床下に腕を入れて南方向を撮影 )右手前からG2,G3,G4。

 

 

 

( ⑥から床下に腕を入れて東方向に向かってG5を撮影 )上真ん中の板は柱H5と柱F5をほぞにより連結し、上に配置された敷居を支えているものと思われる。

 

 

 

 

 

 

( ⑥から床下に腕を入れて北方向から南方向に掛けてをGのラインを撮影 )

 

 

 

 

 

( ②から床下に腕を入れて西方向を撮影 )右が柱F1。

 

 

 

 

( ③から床下に腕を入れて南方向を撮影 )左手前かF2,F4,F5の柱。このラインに沿って床上は土壁。

 

 

 

 

 

( ②から床下に腕を入れて南方向を撮影 )左手前かF2の柱。柱間は縦に配置されホゾで接合された板状部材で連結されているようである。

 

 

 

 

 

⑦から床下に腕を入れて、柱F4の南西方向から柱F4を撮影。根太?の上には敷居が配置されている。

 

 

 

 

⑥から床下に腕を入れて、柱F5の南東方向から柱F5を撮影。

 

 

⑥から床下に腕を入れて、柱F5の東方向から柱F5を撮影。

 

 

 

⑦から床下に腕を入れて、柱F5の北西方向から柱F5を撮影。

 

 

 

⑥から床下に腕を入れて、柱F5の束石の南東方向から束石を撮影。

 

 

 

⑥から床下に腕を入れて、柱F5と柱F8の間にある束柱を、束柱の北東方向から撮影。

 

 

上記、柱F6と柱F8の間にある束柱を、⑨から床下に腕を入れて、束柱の南西方向から撮影。画像右はE8の束柱.。

 

 

 

柱F8を、⑨から床下に腕を入れて、柱の南西方向から撮影。

 

 

 

以下3枚の画像は、F5とF6との間の大引き上での根太の様子。南側和6帖の根太の上に隣室の南側和8帖の根太が置かれている。( ⑦から床下に腕を入れて北西方向から撮影)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( ③から床下に腕を入れて東方向を撮影 )右手前からE2、F2、G2、H2、、の束柱。

 

 

 

( ③から床下に腕を入れて南方向を撮影 )左手前のE2から3/4間毎の束柱?。

 

 

( ③から床下に腕を入れて西方向を撮影 )右手前は柱D1。画像左端に少し見えるのがD1から1/4間?離れた束柱。その奥にC2、B2の束柱が見える。

 

 

 

( ③から床下に腕を入れて南西方向を撮影 )やや右手前が、上記した、Dラインの束柱。

 

 

( ③から床下に腕を入れて南西方向を撮影 )右手前がDラインの上記束柱、その後、1間ごとにD4、D6の束柱が見える。

 

 

 

( ③から床下に腕を入れて南南西方向を撮影 )右手前がD4。次にD6の束柱が見える。

 

 

 

(⑨から床下に腕を入れて北北西方向を撮影 )左手前がD5。次にD4間の束柱が見える。

 

 

 

( ⑨から床下に腕を入れて北方向を撮影 ) D8の柱。

 

 

 

 

 

 

( ⑭?から床下に腕を入れて北東方向を撮影 ) 手前左はB5の束柱?。竹の根も見える。

 

 

 

( ⑭?から床下に腕を入れて南東方向を撮影 ) 手前右はB6の柱?。

 

 

( ⑫から床下に腕を入れて東方向を撮影 ) 手前中央はB8の柱。

 

 

以上