快盗ルゥチョンカイのゆかいな冒険? -35ページ目

連続小説 『快盗ちゃん』最終話 「無くした物」

無いない…ない
あれからあちこち探したが無いのである
 
部屋はもちろん、家の中にもなく、駐車場までの道、車の中、仕事場まで探してみたが見つけることは出来なかった
 
原因はポケットの穴だ
わかっていたのだ
だから左側ではなく、右側に入れるようにしてたのにいつもの癖で左側に入れてしまったのだ
 
無くした物は一般に多徳ナイフと呼ばれている物だ
ナイフ、爪ヤスリ、ハサミ、ピック、ピンセット(写真左側に収められてる)
長さ5センチぐらいで幅も1センチ程度の大きさだ
 
デザインはいろいろあるのだが、快盗が持っていたのは星座がデザインされたもので、当時付き合っていた人の星座が描かれていた
 
因みに別れたからと使わなくなるわけではなく、仕事にも普段の生活にもいろいろ使えて便利なのだった
 
だが、無くしたものはしょうがない
誰かが拾って使ってくれればまた役に立つだろう
 
快盗はそう思いまた一歩を踏み出すのだった
 
【完】
 
長い間のご愛読ありがとうございました
今回で最終話です
ナイフは本当に便利なのでまた気にいったデザインのものがあったら手に入れたいと思います
皆さんにもおすすめします
 
それでこんなのはいかがでしょうか
 
ってポケットナイフじゃねぇよ(笑)
 
チェリオ!

連続小説『快盗ちゃん!』第138話 「こころ」

その日、快盗の心は幾分軽くなっていた

倉庫がわりに借りてたアパートの大家に言われた期限は今月いっぱいだったのだが、何とか新しい場所を見つけることが出来たのだ

だが、この事は去年の春頃に言われていたのに、ずぼらでのんびりした性格のせいか、次の休みでいいやとか、仕事が忙しいからと何かと理由をつけて後回しにしていたのだ

そして11月になりいよいよお尻に火がつき始め、どうしようと思っているうちに12月が思っていた以上に忙しくなり年が明けてしまったのだ

「2月の頭には取り壊すけど新しい所は見つかった?」
「いえ、中々これはという所がなくて…」

何気なく引っ越さなきゃダメ?という雰囲気をだしてみたのだが、大家にしてみれば、2階建て4部屋のトイレはあっても風呂は無し、快盗以外に借りていたのは2階の1部屋だけで老朽化して白蟻が出るようなところは誰も借りない、この辺で潮時と思っても仕方がない事であろう

2階に住んでた中年の女性はお風呂はどうしてたのだろうと、いつも思っていたのだが話しをするでもなく、挨拶をする程度だったので結局聞く事は出来なかった

どちらにしても快盗にとっては新しい場所に荷物を移す面倒とそのために休みが潰れる以外はどうでもいい事であった

まぁとにかく良かったゎ

不安が無くなった快盗だったが、ある物を無くした事に気が付くのはこの後の事である…

つづく

画像4

(著者近影)
 
身体と服が一編に洗えて良いと思わない?(笑)
 
 
 
謎の暗号
 
『ばんばん そそそそ けうりう かも』
 
 
 
千鶴の…
イヤ~ン♪
 
 
 
お父様、許して…
 
 
 
漢(おとこ)は黙って無表情
 
 
 
チェリオ!