【3/19 脇を締めつつ“逆襲の土台固め”を継続!】


昨日のNY株式市場は3日ぶりに反発。前日の日本市場同様にFOMC前のポジション調整の一巡感が高まった他、「アップルはiPhoneにグーグルの生成AIを搭載する方針」との報道を受けてハイテク株を中心に買いが浸透。11時台に38,898ドル(+183)まで上昇した後、引けにかけては上げ幅を縮小。



【運用アドバイス】


昨日の急騰や明日の祝日・FOMCを意識したポジション整理バイアスが重石となる弱含みの推移をベースに、昼に発表される日銀会合の結果と先物需給を加減した推移へ。想定レンジは39,500-39,850円。


NYタイムの日経先物は昨日の暴騰後もしっかりと推移。テクニカル良化を踏まえれば、月内の40,000円台回復が視野に。ただし、3月期末の益出し売りバイアス、明日のFOMCに絡めたショック安に加えて、AI関連を中心とする中小型株需給の不透明感を踏まえれば、本日中の強引な勝負は避けたいところ。


よって、本日も「2,3割の余力キープ、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の戻り売り」を中心とするリスク管理を優先しながら、流動性高めの好トレンド銘柄に資金を寄せる構えで対応。




【厳選候補銘柄】


(1570)

昨日29,500円台までの上昇過程で多くを利確していただいたら、本日は29,200円割れがあれば軽め買い直しへ。



(2243)

半導体業界は、月初めのテクニカル悪化の影響を大きく受け、(社会的楽観論とは対照的に)高い売買難が続くと予想される。日経リバースなどの対策を優先することをお勧めする。