7月28日22時6分配信 スポーツナビ
 阪神は28日、横浜に6対3と逆転勝ちし首位をがっちりと守った。4回に2点を先制された阪神だったが、7回に横浜先発・清水直行の前に2安打に抑えられていた打線が目を覚ます。先頭の3番・マートンがセンター前ヒットで出塁すると、新井貴浩、ブラゼルの連続ヒットでまずは2対2の同点に追いつく。さらに、金本知憲、城島健司もヒットで続き逆転に成功する。その後も阪神打線の勢いは止まらず、この回は犠打をはさんで8打数連続安打で一挙6点を奪う猛攻を見せた。
 8安打がすべてシングルヒットでの大量6得点に「普通はホームランとか長打があるんですけど珍しいですね」と、驚きを隠せなかった真弓明信監督は、「この回だけで8安打ですからね。うまくつないでくれました」と、自慢の打線の勢いに目を細めていた。

取材協力:野球専門タブロイド紙 Baseball Times Weekly