昨日のエンプレス杯は見事にやられてしまいました。

シスターエレキングがヤマトマリオンに先着してしまいました。

人気薄馬が逃げ残ることは良くありますが、どうしてでしょう?

私なりに検証してみます。


「馬と人はまるで見え方が、異なっている。」この当たり前の事を忘れていると馬券は取れませんね。下は拾い物ですが、参考になると思います。



馬は人間と違って、顔の真横に眼が付いています。

これは、左右から迫ってくる肉食動物からいち早く逃げられるように、
つまり横方向の視野を広く取るために、そういう構造になっているんですね。

さらに馬の眼の瞳孔をよくのぞいてみると、
瞳孔の形が円形でなくて、横長の楕円形になっているんですよ。

こういった眼の位置と楕円形の瞳孔によって、
馬の視野は350度も確保されているといわれています。
つまり真後ろ以外は全部見えるということですね。

ところがこんなに広い視野は、
野生の生活とは異なった競馬の世界では、
むしろ邪魔になることが多いんです。

たとえば自分の斜め後ろから来る馬が気になって、
レースに集中できないなんていうのがその事例だといえます。

だからブリンカーなどを使って横や後ろの視野をふさいでしまうと、
集中力が増したためにレースで突然激走して、
大穴をあける馬がいるわけですね。

それはそうと今度パドックでよく見てください。
馬の眼の瞳孔は本当に横長の楕円形ですよ!



馬の本能が走らせると思います。