ヴァイオレット・エヴァーガーデンを機に

アニメをよく観るようになって、1年。

 

現在のBest3は

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

宇宙よりも遠い場所

 

そして、これ。

 

リズと青い鳥

 

この映画を一言で表現すると。

「儚さ」

 

涙する場面が多い訳でもなく

心が強く揺さぶられる訳でもない。

ただ、この淡い世界観に心を連れ去られ

観終わった後に

何とも言えない不思議な切なさが去来する。

(西屋太志さんの素晴らしい仕事に深謝)

 

ラストシーンは、とても好き。

みぞれの表情。

希美が どの様な表情で 何と言ったのか。

自分なりの答えは出したが。

あの方の考察を伺ってみたい。

 

Blu-Rayを購入するなら

台本付きのものにする事をお勧めする。

 

山田尚子監督は。

オーディオコメンタリーやインタビュー、

現場での打合せの映像などでは

和やかなムードで、朗らか、謙虚。

凄みを全く感じさせない。

ところが、作品は。

オリジナリティ溢れる視点・表現・動きを

映像や音楽に具現化出来る、

類稀な才能を持つ方。

 

「たまこまーけっと」のOP映像や、

劇伴でプログレ風の曲を盛込む等々、

その片鱗を随所で見せていたが。

「聲の形」を経て

「リズと青い鳥」で、一気に高みに。

 

 

その山田監督の最新作が、「平家物語」。

 

京都アニメーションを退社されたとの事で、

寂しい思いや不安を持っていたのは事実。

キャラクターデザインも苦手な方面。

しかし。

不覚にも、PVだけで もう、ね。

 

期待している。