abc-314tさんのブログ

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 カタバミ 自分の弱さを知って強くなる。

 カタバミはタンポポやムクゲのように、一気に風の力を借りて種子を拡散させるタイプではなく、まず自分の周りから確実に固めていくタイプの植物だ。大抵、周辺にライバルがいないところにカタバミが生えていることが多い。自分の半径1メートル以内の安全なところにばらまき、確実に種族を増やしていく。負けない=全滅させない戦術をとるのがカタバミだ。

 こうしてみると、なんだか弱い植物のように思えてしまうが、実際、繁殖力は凄まじいものがある。園芸を趣味としている人ならわかると思うが、これがなかなか駆除に苦労をする。カタバミの茎は地面を這っているために非常に掴みにくく、すべての根を取り除くことは難しい。アスファルトのひびからカタバミが顔を出しているのは誰でも見たことがあるはずだ。あれは根だけが偶然アスファルトの下の土に残っていたために再び芽を出したのだ。

 しかし、それだけの強さを持っているにも関わらず、なぜカタバミは種子を彼方に飛ばすタンポポや、蔓を伸ばし続けるアレチウリのようにもっと世界に飛び出さないのか?

 カタバミはせいぜい、よく成長したとしても、三センチ。横にはよく伸びるが、縦にはなかなか伸びることができない、植物の中でも極端に背の低い植物だ。

 森や雑木林はもちろん、他の植物が生い茂ったところでは、どうしても日の光を奪われてしまう。確かに繁殖力の強いカタバミだが、そういうところではほとんど姿を見かけない。

 どれだけ強い体質を持っていても、植物にとって背が低いのは死活問題。致命的な弱点を持って向かいあっているからこそ、知恵が生まれ、能力が生まれる。
「病気と上手に付き合うのがコツ」という言葉をよく耳にするが、まさにその通りだと思う。弱点も上手に付き合っていけばいいのだ。

 人見知りが激しいのなら、ひとりでも楽しめるものを探せばいい。ひとりでしか見つからない、新しい面白さが見つかるかもしれないではないか。

 めんどくさがり屋なら、「どうすればめんどうなことを楽にできるか?」を考えればいい。車やダイナマイトのように、発明はそういうふうに生まれるものだ。

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