生後8日目 | abby's cheerful days.

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毎日元気に笑って過ごしたい。だけどヘコむ時だってある。

前回5匹の子犬達がすくすく育ってます。とアップしたのですが、その後とても残念なことが↓


回復して眠る茶色①♀


子犬達の中で一番小さく産まれた茶色①がおっぱいをあまり飲めていない様子。どうやら体が小さいゆえにおっぱいを吸う力が弱いみたいで、ぐったりしてるところを救出しました。


もうほとんど息もしていない状態だったのですが、体をマッサージしてあげるとかすかに口を開けて反応してくれました。


急いで犬用ミルクを買ってきてスポイトで飲ませてあげました。するとなんとかチビチビと飲んでくれて「ピーピー」と泣くようになり動きもよくなりました。この日は母犬の元へ戻さずに一晩看病しました。


次の日の朝、昨晩のように泣くこともせず、またちょっとぐったり気味で体が硬直してきてしまったので、急いで動物病院へ連れて行きました。


獣医さんに診てもらうと低体温と低血糖になっているらしくて、途中で心臓も止まってしまいました。獣医さんが心臓マッサージをしたら息を吹き返してくれました。


首筋とへその緒の所から高栄養剤の注射を打って体を温めてあげてしばらくすると昨日のように動きだしました。


その後、自宅へ戻って次のミルクをあげようとしたら、またぐったりしてしまいミルクを飲むこともなく、そのまま亡くなってしまいました。



がんばってミルクを飲む黒①♂


その次の日、今度は黒①が若干元気がない様子。でも昨日の茶色①より体は大きいのでおっぱいは自力で飲めているみたいだけど救出してスポイトでミルクをあげてみると、もどしてしまいました。


もうこれ以上亡くす訳にはいかない・・・。と思い速効で動物病院へ連れて行きました。


獣医さんが、この子犬はきっともちかえすと思うよ。と言ってくれて、注射を打つと明らかに昨日の茶色①と違って「ぎゃー」と痛くて泣きました。かわいそうだけど、いい反応です。


その後、自宅へ戻ってミルクをあげるととても上手に飲むし、うるさい位に泣くようになったので、ひと安心。この子犬もこの日は母親の元へは戻さずに一晩看病しました。


ところが、あんなに元気に泣いていたのに次の日の朝亡くなってしまいました。




獣医さん曰く、元々生命の線が細く産まれてしまった子犬は、こうやって獣医の手に係ったとしても7割は回復せず亡くなってしまうので覚悟が必要です。と言われていましたが、とても残念です。


犬のお産では産まれてきた子供の数のうち7割の数が成長すれば優秀で、全数がすべて成長することはめったにないんだそう。そして、産まれてから2週間の間が母犬も飼い主も一番気が抜けない時期なんだそう。


残された3匹の子犬達が大きく成長することを願うばかりです。