今日は横浜駅から京急線に乗って19分、金沢八景駅に降りました。


金沢八景は歌川広重が、この地域を題材として江戸時代後期に浮世絵を描かれたことでも有名です♪

歌川広重が描かれた八景を紹介します。江戸時代に描かれた当時の風景と、今の風景を見比べながら歩いても楽しいと思います(*^^*)



小泉夜雨




称名晩鐘




乙艫帰帆




洲崎晴嵐




瀬戸秋月




​平潟落雁




野島夕照




内川暮雪




歌川広重は他にも、ゴッホに影響を与えた「大はしあたけの夕立」が有名ですね。



左が歌川広重で、右がゴッホの模倣画。ゴッホがパリに移住した時に、日本画に出会い模倣したそうです。

右の絵は、オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館に納められているのでいつか、直接見てみたいです❣️


さてさて本題に。


真言宗御室派 龍華寺


【住所】

横浜市金沢区洲崎町9-31

金沢八景駅より徒歩10分



【駐車場】

複数台あり。土日で、花の見頃時期でも停まっていたのは1台だけでした🙆‍♀️



【沿革】

1185年に源頼朝が六浦山中に浄願寺を建設。

1499年に融弁上人が荒廃していた浄願寺とこの地にあった光徳寺と併合して、移築された。

複数の寺院の統廃合があったため、貴重なものが多く、旧本尊「弥勒菩薩坐像」(室町時代)のほか、「脱活乾漆造菩薩坐像」(天平時代)、「木造阿弥陀如来坐像」(平安時代)、「地蔵菩薩坐像」「木造龍頭」(室町時代)が横浜市の指定文化財に認定されている。








実際に見ることは出来ないけど、室町時代に作られた木造の地蔵様が守ってくれていると考えると感慨深い……☺️


そしてこちらは神奈川県の重要文化財に指定されている梵鐘。

1541年に作られたというのに、まだ文字がうっすらと読めるのが凄い✨





入口にひっそりと佇んでいるので見逃さないでくださいね。

鋳ばなしで作られているそう。

※鋳ばなしとは〜鋳型とよばれる型に金属を流し入れて作る方法。その後に金属や機械での処理を行っていない。


そしてなんと言っても、龍華寺と名前がつくようにここは花の寺。

3月末〜4月上旬にかけて、梅→桜→牡丹を楽しめます。なので、これくらいの時期が1番参拝におすすめ🙆‍♀️





知名度が低く、地元の方だけしか訪れないので、静かに時間が流れていい気持ち🎶

ちょろちょろと水の流れる音に、ウグイスの鳴く声𓅿𓅿𓅿𓈒 𓂂𓏸

時間がとまっているように感じられます。



足を進めて、本堂の前に茅葺き屋根の大きな建物が見えてきます。





立派な茅葺き屋根の下には、鐘が。

鐘の前は立ち入り禁止だけど、階段を登って近づくことができたので、まじまじと歴史の重みを感じてきました✨️



ぼけ封じ観世音菩薩に、親が認知症にならずに老後生活を送れますようにと頼んできました。


と、ここでもう写真掲載枚数の上限に達してしまったので、次の投稿に続きます。

あまりにも魅力的でたくさん写真を撮りすぎちゃったみたい🤣


→つづき