接骨院・ほねつぎ・整骨院については、
柔道整復師の国家資格が必要です。
整体院・カイロプラクティック院については、
個人や団体がバラバラで出している民間の資格ででき、
国家資格は必要ありません。
新聞・テレビでの医療関係のトピック・
ニュース・時事問題などがあります。
なお、過去の問題は、学校の傾向を調べるのに
非常に有効ですので必ず取り寄せましょう。
新卒・社会人・主婦など、手に職をつける、
東洋医学への脚光など、最近の世相を反映して、
経歴や年齢が多様化してきているといえます。
国家資格には、柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師・理学療法士などが
考えられます。
独立開業権があるのは、柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師ですが、
最も外傷や運動関係のトラブルを扱う機会が多いのは柔道整復師といえます。
もともと、柔道整復師という職業は、柔道というケガが多い
スポーツの中から生まれたものだからです。
次にマッサージ師、その次に鍼灸師といった順になるでしょう。
確かに、スポーツ鍼灸といった分野で活躍している人もいますが、
包帯固定法やテーピング法その他を独自に学ぶ必要があります。
たとえば、目の前で、急にスポーツ選手が足首を捻挫した場合、
鍼灸よりも安静・固定等が重要になるので、
柔道整復師の知識が生きてくるのです。
柔道整復師と鍼灸師の違いや、進むべき進路に
よっても違うでしょう。
公的な求人・学校の募集・コネなどありますが、
学生時代からでもいろいろな研究会や勉強会に出席して、
自分のやりたいことの情報を多く集めることをすすめます。
「私が~師になりたいと思ったのは、~という理由
(きっかけ、個人的な体験)があるからです。
~という仕事は、社会的に~という問題を解決できる
という意義があり、将来~するためには~師という資格が
必要と考えたからです」
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師に
なろうとした、きっかけを聞かれています。
1.医療人としての適性のある人。
2.志望動機がしっかりしている人。
3.強い勉学意欲のある人。
4.三年後の国家試験に合格できそうな人。
5.三年間の学生生活を、集中して
勉強できるだけの経済力がある人。
リフレクソロジーを行う者は他の国家資格と明らかに
まぎらわしい名称を表示してはならない。
具体的には、リフレクソロジーを行う者は、
和名称の「足裏マッサージ」と表示してはならない。
日本国内でマッサージ行為を行えるのは
「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」
(通称:あはき法)の第一条で、
「医師以外の者で、あん摩、マッサージ若しくは指圧、
はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、
あん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許
(以下免許という)を受けなければならない」と明記され、
無資格者は(業務として)マッサージ行為を
行うことができないからである。
カイロプラクティック(Chiropractic)とは、
1895年 にアメリカ、アイオワ州ダベンポートの
D.D.(ダニエル・デビッド)・パーマーにより
創始された療法。
カイロプラクティックはギリシャ語のChiro「手」と
Prakticos「技術」の造語で、
脊椎矯正療法とも呼ばれる。
整体師(整体士)は、医師法に定める医師ではないので
診察を行うことはできない。
整体師は、薬剤師ではないので、薬を調合したり投与する
ことは禁止されている。
整体師は、あん摩、マッサージ、ハリ、灸という用語を
使用することは「あん摩マツサージ指圧師、
はり師、きゆう師等に関する法律」により禁止されている。
資格がある場合でも、整体師は国家資格ではなく、
法的根拠のない民間の資格にすぎない。