笛にうかれて 逆立ちすれば
山が見えます ふるさとの
 わたしゃ孤児 街道ぐらし
ながれながれの 越後獅子

 今日も今日とて 親方さんに
芸がまずいと 叱れて
 撥でぶたれて 空見あげれば
泣いているよな 昼の月

 打つや太鼓の 音さえ悲し
雁が啼く啼く 城下町
 暮れて恋しい 宿屋の灯り
遠く眺めて ひと踊り

 ところ変われど 変わらぬものは
人の情の 袖時雨
 ぬれて涙で おさらばさらば

花に消えゆく 旅の獅子


 1950年・昭和25年

 越後獅子の唄 美空ひばり 唄

 万城目正 曲 西条八十 詞



 最近はこの 越後獅子の唄 を頻繁に口ずさむようになりました。


 ところ変われど変わらぬものは

 人の情の袖時雨 とは云うものの

やはり

 うたふも舞ふも囃すのも

 一人旅寝の草枕・・・

人生街道ってそんなものかも? 


 またもや支離滅裂な記事に(笑)