糸魚川で大火!!【参考】戦後の日本海側で発生した大規模な火災 <続報>
■ 糸魚川大火2016年の歳末12月22日(木)午前10時20分頃、新潟県糸魚川市のJR糸魚川駅近くの大町1丁目商店街にある中華料理店「上海軒」(大町1-2-7)から出火した。付近では朝から強風が吹いていて、正午過ぎには南風24.2m/sの最大瞬間風速を観測。強風に煽られ古い住宅・商店密集地で次々と延焼して行った。<続報>一夜明けた23日(金・祝)16:30にようやく鎮火した。焼損規模は約40千㎡、147棟に上る。全焼した家屋には、小林九郎左ェ門が1650年に創業し366年続いている新潟最古の造り酒屋、加賀藩糸魚川本陣が置かれていた「加賀の井酒造」(大町2-3-5)も含まれている。「上海軒」の店主(72)が点火したまま外出し(自宅に戻り)、中華鍋を空炊(からだ)きしたことが火災原因だった。それでも失火の重過失責任には問われないと言う(フジテレビ)。出典: asahi.com出典: aqua-journal.com【参考①】 新潟県とその岸海上における「だし風」の再現実験松本盆地に貯められた上昇気流が、姫川に沿って「姫川だし」という強い下降気流となる、「風の通り道」。*【参考②】 戦後の日本海側で発生した大規模な火災その多くが「フェーン現象」により強い南風が吹き火が燃え広がったため大火となった。-------------------------------------------------------- 年月日 地域 焼損面積 被災者 罹災棟罹災世帯 死者 (千㎡) (名) (棟) (世帯) (名)--------------------------------------------------------1949/02/20 能代市 210 8,790 2,238 2,239 31952/04/17 鳥取市 1,600 20,451 6,786 5,228 31954/09/26 岩内町 1,060 16,622 3,299 3,298 381955/10/01 新潟市 214 5,901 892 972 11956/03/20 能代市 179 6,087 1,475 1,263 01956/08/18 大館市 157 4,323 1,344 770 01956/09/10 魚津市 176 7,219 1,677 1,583 51968/10/12 大館市 38 917 281 248 01976/10/29 酒田市 225 3,300 1,774 1,023 1-------------------------------------------------------2016/12/22 糸魚川市 40 744 147 363 0私の記憶に、1956年の「魚津大火」、1976年の「酒田大火」などが残っている。また、規模としては上記ほど大きくはないが故郷・石川県内の発生では---1962/07/24(中学3年時)の金沢市真宗大谷派金沢東別院の大火、1969/05/18(大学3年時)の加賀市片山津温泉の大火などが強く記憶に残っている。◇--------------------------------------------<続報> 2017/11/15(水)時事通信11/15(水)配信 時事通信昨年12月の糸魚川大火に、新潟地裁支部は、元ラーメン店主に有罪新潟県糸魚川市で昨年12/22(木)、ラーメン店の厨房(ちゅうぼう)で、タケノコと水を入れた中華鍋をガスコンロの火にかけ、業務上の注意義務を怠って加熱しているのを忘れたまま帰宅。鍋の中身が燃え上がり、ラーメン店を含む計147棟を焼損させた大規模火災で、業務上失火罪に問われた火元の元ラーメン店主、周顕和被告(73)の判決が15日、新潟地裁高田支部であり、石田憲一周被告は起訴内容を認め、検察側は禁錮3年を求刑していた。裁判長は禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)を言い渡した。検察側は論告で、「周被告は以前から鍋を火をかけたまま帰宅することがあり、店内の壁などが油かすで汚れていた。過失は飲食店経営者としてあるまじきもの」と指摘。弁護側は起訴内容を認めた上で、「フェーン現象による強風などで被害が拡大した不可抗力もある」などと主張し、寛大な判決を求めていた。