平城遷都１３００年祭の盛り上がりを受け継ぐ、「平城京天平祭」が２９日、平城京跡（奈良市）で開幕し、多くの来場者でにぎわった。これまで毎年開催されていた「平城（なら）遷都祭」から名称を変更。東日本大震災を受け、５月５日までの期間中、復興支援プロジェクトなどさまざまなイベントが行われる。
初日のこの日は古代衣装や面を着けた総勢４００人の天平行列が、朱雀門から第一次大極殿までを優雅に練り歩いた。大極殿前庭では、震災犠牲者の追悼と被災地を思い、南都聖和会､奈良密教青年会の僧侶らが「祈りのメッセージ」や般若心経を読み上げた。
好天に恵まれた宮跡内では、県内の小学生らが被災地に向けた応援メッセージを書く書道パフォーマンスや、赤膚（あかはだ）焼など県ゆかりの商品を販売するチャリティーフェアも開かれ、ゴールデンウイーク初日らしい盛り上がりをみせた
さて私はどこにいるでしょう？