服を買いに行く時に、これ良いな
と、手に取り試着する。
悲しい自分が鏡に映っている。
そして、私のことなど微塵も知らない店員が勧めてくる洋服はいつも少しダサい。
こんなん誰が着るかよ…と思いながら試着すると、めちゃくちゃしっくりくる。
私のために作られた服のように。
着ていて褒められるのも、店員が勧めた服である。
好きなものを選ぶべきか、似合うものを選ぶべきか。
いつもこの選択に頭を悩ませる。
似合っているけど好きでもないものにお金を払いたくないし
好きなデザインだけど自分に似合わないとやはり買うことはできない。
ここでもうひとつ、私の心に選択肢が現れる。
『その服はモテるか』
今更誰にモテようとしてるんだ昭和生まれ、とも思うが
この価値観は死ぬまで私から消えない。
不遇な青春を送った者の宿命だ。
結論は、自分が選んだ服はまずモテない。
似合っている服も、まあモテない。
この選択肢に意味はあったのかは置いておく。
色々紆余曲折あり悩んだ結果、
モテるかどうか、とは少し違うけど
その服を着ていて自分のテンションが上がるか、を重視したら良いのではないかという結論に達した。
その服を着ていて心地良い、憧れのブランドを身に纏う喜び。
そういったものが自分さえも知り得ない魅力や表情を引き出すんじゃないかと。
知らんけど。
自分自身に当てはめて考えた時、そういった服があるかといったら疑問。
とりあえず、これから買うものはそうやって決めていこうかなと思う。