こんばんは。
自作PCのOSをXP→7に載せ替えてから、約1か月が経過しました。
どうもエアロの無駄にデコデコした画面が好きになれず、クラシックに変えて使用しています。
その辺りは大したことではないのですが、
Win7にして、一番不便に感じていたのは、長年使用してきたIBM製のUSBキーボードで、
1.キーボードのトラックポイントと中央青ボタン同時押しによるスクロールが使えない
2.タッチパッドが強制的に有効になる

点でした。
このキーボード、たしか購入したのは2004年頃だったと記憶していますし、IBMのロゴが入った年代物ですから、もう対応のドライバも更新されないだろうとほぼ諦めて今日まで使ってきましたが、さっき駄目もとで他のページを参考にしながら、弄ってたら、晴れて1.及び2.とも解決しました。

OSを変えて、入力デバイス(マウス、キーボード)がXPの時と同じように使えるようにするのはかなり試行錯誤しましたが、これですべて解決です。

私がやった作業は、記事にしたがって、以下の03us17 と04us17 をダウンロードする。

v2kyb03us17.exe 9.1.2.0 14 Mar 2007 Think/Travel USB Keyboard with UltraNav TrackPoint/TouchPad driver for Windows Vista

Think/Travel USB Keyboard with UltraNav TrackPoint/TouchPad driver for Windows Vista
v5kyb04us17.exe
57.97 MB

それぞれのexeファイルをプロパティ→互換性タブ→互換性モードでVistaSP2を選択し、03→04の順番に実行。
作業後にできたCドライブ→SWTOOL内の03・・・フォルダ、04・・・フォルダを開き、Setup.exeをこれまたプロパティから互換モードでVistaSP2を選択して、順番に実行しました。

↑のドライバはLenovo ThinkPlus USBトラベルキーボード ウルトラナビ付 用のものかと思いますが、IBM製のものにも使えたので、守備範囲は広いものと想像します。

私も一番最初に貸与されたノートPCがThinkPadだったため、トラックポイントのないPCはどうにも不便で、デスクトップ用にもわざわざこのUSBキーボードを別購入して使ってきましたが、
やっぱりトラックポイントでスクロールができるのとできないのとでは、全然作業効率が違います。
参考にしたサイト様は以下のサイトです。ありがとうございました。

http://blog.harupong.com/2012/01/driver-for-thinkpad-usb-keyboard/







最近、OSを載せ替えましたが、移行作業で一番苦戦したのが、タイトルにある作業でした。

エレコムのマウスドライバですが、Win7には対応しておらず、そのまんまでは認識されません。どうやらVISTA以前との互換性の問題ということは調べてわかったのですが、Windows7を触り慣れてなかったため、解凍してできたsetup.exeを右クリック、「互換性のトラブルシューティング」を選択していました。

そうではなく、setup.exeのプロパティを選択し、その中の互換性タブで互換モードでこのプログラムを実行するにチェックを入れ、Vista SP2 を選び…というのが正解でした。
勝手に自分で早とちりしてただけでしたが、上記作業を含め、Win7をほぼ従来機と同じ環境にするまで、丸2日かかってしまいました。

このドライバを入れると、マウスカーソルの直下にあるウィンドウに対して、ホイールスクロールできる設定になり、非アクティブのウィンドウをアクティブにしないまま(つまりいちいちクリックして選択しなくても)スクロールができるというものです。

Win7では、OSデフォルトのマウスドライバだとこのような機能は備わっていません。
使ったことのない方は大した機能でもないじゃないかと思われるかもしれませんが、旧PCではこのエレコムのドライバで、非アクティブウィンドウのままスクロールする操作に慣れ切っていたため、無いとどんだけか不便なものだと気づかされました。

失ってみて初めてその大切さを実感したということですが、人生でもこういうことがたまにありますね。
あるのが当り前になっているものにも、普段から感謝の気持ちを持ちなさい、という良い教訓になりました。