2013全日本実業団女子駅伝展望 | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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速いランナーになる為に必要なこと
強いランナーになる為に必要なこと
美しいランナーになる為に必要なこと

~すべては、ここから始まります~

やはり、優勝候補は、

二連覇を狙うユニバーサルエンターテインメント。

昨年は、1区からトップを走り、そのまま逃げ切るという

横綱レースで独走優勝をしました。


今年、他のチームの監督達が口を揃えて言うのが

「選手一人一人が着実に成長している」こと。

昨年全日本2区の中村選手が、予選は1区で好走。

昨年全日本1区の青山選手が、予選は3区で好走。

昨年メンバー外だった選手達(古宮、後藤など)も

復活して記録を出しています。

一般的に、記録会等で好記録を出しても、

駅伝では、その力が発揮されないパターンが多いのですが、

ユニバーサルの選手たちは、兎に角、駅伝にです。

優勝を狙う他のチームは、新谷選手不在でも

1区から逃がさないようにしなければならないでしょう。


ユニバーサルに挑む筆頭は、デンソーです。

昨年は、アンカーの快走で、見事2位でゴール。

今年は、優勝を狙うべく、個々の実力アップをしてきました。

トラックの記録面では、デンソーが全出場チームの中で

1位か2位と言えます。

的確な区間配置とピーキングが上手くいけば、

初優勝の可能性もあります。


今年、トラックで記録を出しているチームの筆頭は

積水化学です。

全員が本来の力を発揮すれば、優勝戦線に加わっても

なんらおかしくありません。

駅伝の走り方さえ掴めば、このチームが1区から逃げる

可能性もあるくらいの潜在能力のあるチームです。


第一生命も安定した強さがあります。

スーパーエース的な存在がいませんが、

混戦になれば力を発揮するチームです。


入賞圏内は、大混戦です。

ダイハツ、大塚製薬、天満屋、ワコール、

しまむら、スターツ、パナソニックなどは

上位を狙います。


今年、躍進が期待されているのが、

キャノン九州、そしてヤマダ電機です。

戦力は揃ってきているので、

今年、10位内が目標だと思いますが、

もし8位内に入ることが出来れば、

来年は上位入賞が期待できます。


どのチームにも、それぞれのチーム事情があり

今年勝負をかけるチームと、来年以降に勝負するチーム、

様々ありますが、昨年よりも順位を上げたいのは

どのチームを同じだと思います。


駅伝は、「一人で走る力」が試されます。

起伏や気象条件に負けない強い脚をつくったチームが

駅伝では強さを発揮します。

本当の脚つくりが出来たチームはどこなのか。

それを証明する大会でもあるのが実業団駅伝なのです。