今日『犬ヶ島』を観た。物語の細部よりもまず心に残ったのは、映像全体に漂う独特のリズムだった。灰色のゴミ島の風景や、犬たちの毛並みが風に揺れる細やかな動きに、なぜか懐かしさと寂しさを同時に感じた。
犬が中心の物語だが、全体的な世界観がこれまで観たことのない独特なもので引き込まれる魅力がある。
この作品は、政治的な風刺や文化的なオマージュを含みながら、犬たちがゴミ島で互いに助け合い、時に争いながらも小さな秩序を築いていく姿は、荒廃の中に芽吹くユートピアのようで、逆説的に美しかった。
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