ブロッサムは一風変わった子

普通になんか振舞えない

いつも いつの間にか いなくなっていたり

そして いつの間にか 戻ってきていたり

 

先生にも友達の両親にも

敬語なんて使わない なのに

呆れられてるのか 諦められてるのか

誰も本気で彼女を咎めたりしない

 

とびきりレディな装いで現れたかと思えば

男の子みたいに足でドアを開け閉めしたり

さっきまで はだしで笑い転げていたのに

今は 遠いところを見つめて冷たく閉じてる

 

まわりからは何のことか分からない

彼女の言葉と言葉の間をつなぐ 何か不思議なもの

いつも 強く ここにいる感じ

いつも どこにも 居ない感じ

だから彼女を見ていると カオスな気分になる

 

『私は風 思い通りには行かないわ』

そんなこと言いながら

いつもスルリと他人のふところに入って

涙をそっと撫で やさしく揺れたり

悲しみのそばで ゆっくりそよいだりする

やさしいって言うには

あまりにも 甘く緩やかで

まるでワルツでも踊っているみたい

そして いつだって笑ってる

 

絵に描いた理想に本気で挑んでみたり

些細なことで 驚くほど緊張したり

考えられないような失敗をやらかしたり

誰も寄せ付けないほど 落ち込んだり

でも寝て起きたら ケーキを山ほど食べてる

満面の笑顔にホイップを付けて

 

そのすべてが彼女で それだけじゃ足りないのかもしれなくて

でも本当のところは もっと単純なのかな?

って僕を混乱させる それが彼女

 

誰にも分からなくても たぶんお構いなし

良いも悪いもなく こうと決まった感じもなく

全部を生きたい、みたいに見える

でも時々背中に「寂しい」って書いてある

 

一生懸命な日も ものすごくレイジーな日も

緻密な計算してそうな時も あきれるほどクレイジーな時も

なんだか彼女は彼女だって感じで

どうにも目が離せなくって

周りがなんて言っても

僕は 君が 好き

 

 

 

 

Fin.

 

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