こどものころ 物語の中のプリンセスは
いつも王子様が来るのを待っていて
選ばれるのを待っていて
いい子にして待っていると誰かが助けに来てくれて
そういうのが幸せなんだって思ってた
だけどいい子で待ってるなんて何も起こらないの
塔の中で閉じ込められて甘んじていたら
本当のチャンスなんて来ない
大人になった私が 昨日読んだ本にはこう書かれていた
この世界には限界など存在しないんだって
もしそれが本当なら この声はどこまでも届くのかも
まだ遠い君の心にも
人はそれぞれ違っているけれど
君と私のは「違いの詰め合わせギフト」
コーヒーみたいに苦い? ココアみたいに甘い?
あまりにも違いすぎて 現実味がないなら
どうかすると夢のような味 紙一重でトンチンカンな味
とびっきりの粋も 思いっきりコメディも
君となら食べ尽くしたい
どちらが多く楽しめるか勝負しよう
音楽をすり抜けてスリルを味わおう
運命は白馬の背に抱き上げてくれはしないけど
その手を差し延べて「さあ、どうする?」と微笑んでる
真夜中の鐘が鳴っても もう私は逃げたりしない
ドレスも古い服も脱ぎ捨てて 君の瞳にダイヴ
ガラスの靴はいらない
魔法はいつも 今ここに それは君
ちょっとムーディでアンニュイで
本当は照れ屋で寂しがり屋の
分かりづらい王子様
さあ、この手をつかんで
一緒にストーリーを書き換えよう
まだ一度も読んだことのない物語を作ろう
Fin.
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