今日は近所の居酒屋に夕飯を食べに行ってきた。

 

営業は20時まででアルコールの提供も19時まで。休業協力金を貰うにはそうしないといけないとのこと。

 

自粛前は19時過ぎからお客さんが来るのことが多く、20時に閉店するとなるとそもそもお客さんが来てくれないそうだ。私が行った時も数人しかお客さんがいなかった。

 

客足も遠のくから仕入れも減らしていて、通常のメニューよりも大幅に品数を減らしていた。

 

テイクアウトを始めたが、そもそも居酒屋はお客さんが酒を飲みながら、一品料理をたくさん注文するから収益が出る。だからテイクアウト程度ではとても稼げないと店主は嘆いていた。

 

店の売り上げは大幅に低下し、家賃を稼ぐのも難しい状況だそうだ。融資を受けたりしても厳しい経営が続くそうだ。追い打ちを掛けるかのように商店街で毎年夏に企画していたイベントも中止になり、先行きが見通せない日々が続く。

 

今日訪れた居酒屋だけではなく、他の飲食店も同じような状況だろう。このままでは経営が立ち行かなくなり廃業する店も増えてくる。

 

緊急事態宣言が出てから居酒屋に行ったのは初めてだが、想像以上に影響が出ていることが分かった。政府や都知事はこうした飲食業界などの苦境をどれほど把握しているのだろうか。

 

今の感染者数や死者数では緊急事態宣言を1か月延長する必要性を感じない。増加率でもピークは過ぎていると言える。一刻も早く普通の生活を取り戻し、飲食業界に活気を取り戻さないといけない。